セルが回らない故障1(検査)

2016/12/17

原因を調べて、テストして修理すれば直ったので、その手順や方法について

セルが回らない故障の修理記

原因の調査とテスト、修理方法などについて。

セルモーター

さて、なにが原因だろう

症状

セルボタンを押してもセルが回らない

  1. バッテリーを疑う
    まずは通常 これを確認ですがバッテリーは元気。
  2. 電気回路系統
    電気系統がわるいかな これが原因は少ない。
  3. セルモーターの不良 普通はバッテリー上がりか、セルモーターの故障が多い。
  4. 安全設定
    このバイク、ブレーキを握らないとセルは回らない仕組みです。これ知らないとムダに調べることになる。

特定する検査した方法です。

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原因の確認方法

これらを確認する方法ですが、(だいたい雰囲気で予想つきますが=多分セルモーターの故障

セルモーターが回る原理

セルを回す電気回路の仕組みは

サービスマニュアルの配線図。
celmtrCir.jpg

セルモーターを回す

セルボタンを押すと

リレーという部品の電磁石が磁石になり内部のスイッチを引きつけて”パチ”とつながり、セルモーターに電気が入る という仕組みです。
celmtrCir2.jpg

配線図ではもう一つスイッチがあります。

  • リアブレーキ
  • それとメインスイッチ
  • それにヒューズ

この回路では、

メインスイッチつまりキーがONになっていて、
かつ
セルボタンとリアブレーキスイッチがつながっている になっている(安全設定)

安全設定があって

  1. ブレーキが握られていること
  2. かつ、セルボタンが押される

の2つがつながって初めてモーターに電気が行く仕組み。

それ以外に
Main Fuse20A と10Aが飛んでいないこと も必要。

ヒューズは確認しました。リアのタンデムシートあたりにまとめてヒューズBoxに入っている

リレーが壊れるということはまずないですが、検査

原因の検査

検査

確認は割と簡単で、まずセルを回してみる=ブレーキを握り、セルボタン押すと
これでカチッと音がするとリレーのスイッチが入る音です。音が確認できればまずリレー内部のスイッチはまず正常。

ちゃんとカチィと音がした---○

(可能性ではリレーの故障もありえますが、これはめったにない)

スイッチの接触不良などが多い。

 

検査2

つづいて モータへ電気がいっているか(まずいっていると思いますが)

リレー内部のスイッチが入ると、モーターへバッテリー電圧がかかり、これでモーターが回る仕組みなので

リレー端子の電圧を測る
rirei.jpg

テスターをDC(直流)電圧測定モードにして、

リレー写真の =+ 黒=- です。

赤+ 黒-につないでおく。(テスターにつなぐクリップが無いと、手でテスターを当てていると、セルボタンを押す手が足りない)テスターの延長クリップが必要、または2人で作業することに。

最初は電圧が約0Vあたりです。××mV などの表示になる。
何もつながってないので。 リレーが作動すると初めて電気が来るんです。

これで セルを回す手続きすると、カチィと音がすると同時に テスターが突然 13V程度の電圧に変わるはず。
この電圧がセルモーターに加わって回る原理。

ここまで正しかったら、
オートバイがセルモーターを動かす という仕組みは正常なので 原因はセルモータです。

*セルモーターに電気がいっているのに、モーターが回らない状態の場合、

セルボタンを入れて回そうとする状態は、
バッテリーをショートさせる状態に近くなり、バッテリーにもモーターにも負担になるので頻繁に試さない方がいいです。

次はセルモーターを単独で回してテスト

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