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バイクでお遍路・高知

急坂 神峰寺

昨日の雨とうって変わり今日は晴れです。晴天なり

干していたカッパをたたんだり、荷物を再びメットインやバイクに据え付け作業。
七時に起きて、八時出発、朝は出発までに手間取る。

高知県のお寺

走り出すと、ここはスカイラインの中腹だと改めて気づく。朝からウグイスがないて
昨日の怖いぐらいの静けさの山の夜と違い、朝の晴天のスカイラインは本当に爽快。

これこそ南国高知です。

昨日行けなかった 金剛頂寺へ 昨日の道をまた行く

ここからは、室戸岬から高知市へ行く海岸線を脇に寄り道していく道中です。

急坂 神峯寺

神峯寺 ここも恐れられるほどの急坂で 遍路転がし のお寺に入るようです。

山を登って行くけど、それは恐るべき坂道で、車にも恐れられる坂道です。  この坂道だけは忘れられない
登って行く途中にどんどん険しくなり、やっと駐車場にたどり着く。

駐車場から、車の人はそこからは歩きますが、バイクは階段の横の道をまだ上ってけるのです。

当然、上ろうとするのですが、

こんな坂道 見たこと無いほど急坂! ほどんどカベ、真っ縦にみえる、登って行ったら宙返りして一回転するかと思えるほど ほとんど真っタテ

こんな坂 125ccで上れるのか! 

と思ったのですが試しに

アクセルを ”ガバッ”と開けると あれ 意外と登る(^_^
RV君すごい!

そのまま調子にのって上っていくと、水温計がみるみる上がり振り切る ぶおー とファンが回り出した頃には門が見えました。門の前にバイクを置いて。

ちなみに 水温が上がりすぎたオーバーヒート対策ですが、
昔は、車の山越えでオーバーヒートして休ませるということがありました。対策を教習所でも教えていたそうですが、今は車が良くなったのでどうでもいい話かとおもいますが。

エンジン止めずにアイドリングさせます。冷却水を循環させてファンで冷やさないと、エンジン止めて自然冷却では時間がかかりすぎる。

たぶん だれでも知っているかな 知っている人は古い人でしょう。そして今時 山でオーバーヒートする車は知らない。

神峯寺 この門をくぐると このお寺は本当にきれいです。
山の上の日本庭園のような美が。

山の上のダンダン畑のように作られた、各所に階段の横に滝やわき水が出てて、訪れた人はきっと八十八カ所参りの中で印象に残るお寺になるでしょう

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その後、何度もやったんですが、急坂だけに、下りはエネルギーがいらない(^_^

エンジンかけずに滑走・・スピード出過ぎて怖い
エンジンをかけて、エンジンブレーキを使う方がいい急坂もあります。ここがそう。

でもおもしろいのが、エンジンかけると
スクータは一度回転上げてクラッチをミートさせておかないと遠心クラッチなんで、単なるアイドリングのまま、下っていく・・おもしろい発見!

一応、エンジンブレーキとは ですが、
意外にもエンジンのどっかにエンジンブレーキというのが着いていると思っている人が免許取り立て10人中1人はいる。

エンジンブレーキは単に、普通と反対の動作になるのでブレーキみたいになるだけのものなので
普通  エンジンが タイヤを回す
反対  タイヤがエンジンを回す
タイヤがエンジンを回すことになるのでエンジンが抵抗になる =ブレーキ のようなものでどこにもエンジンブレーキの機構はついてないです。

また11号線を疾走。晴天の中をバイクで走れるだけで幸せ。
RV君はスクーターだけどなぜか乗っているだけで意味もなく楽しい。そして昨日、雨だった最高の四国海岸線は逃したけど、ここもかなり楽しい。

室戸岬付近はあまり移動の車が走らないので、ほとんで飛ばし放題(^^ だけど、ここはちょっと短くてすぐ信号の街に入るけど。
こちら側は、海岸の砂浜沿い。

途中のお寺に寄りながらここから高知市へ向けて・・

禅楽寺

郵政カブを見せてもらいました(^_^

ホノボノした時間を発見したとき

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帰り支度をしていると、郵便の気のよさそうな兄ちゃんが休憩中。配達がいい具合に終わったので、と休憩中の郵政カブを見つけたので・・見せてもらいました。
ついでに写真も・・普通にしているところを・・・と頼みました ご協力ありがとうございます。

郵政カブです!

ちょっと見せてと頼むと心よく。
郵政カブは、古いやつの払い下げがあるので、昔欲しかったんだけど、なかなか入手は簡単でもない。

払い下げを入手しても赤から塗り替える必要があるそうですが、一時、無性に郵政カブが欲しくなった頃があった。
メーターが新型になっていて各所が新しくなっている。
写真までは撮りませんでしたが、郵政カブを見たがる人も珍しいかも

おじいさんが隣のベンチにすわっていて、郵便屋さんと世間話を・・・
いつもの顔見知りのようです。いいですね。田舎のホノボノ風景

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お寺って、次々といったらはじめてわかるのですが、仕事帰りにちょっとよる人、願をかけに来る人、くつろぐ人、散歩、と 公園みたい場所になっていて、誰でも入ってくつろげる場所。
おばさんの世間話が聞こえたり。。 (生活感のある内容まで聞こえて) みんながんばってるんんだなぁ

ここまで来ると完全に高知弁です。
四国4県には各県違いのある県民性がありますが、高知の人が四国では一番好かれてるんじゃないかな

県をまたいだ実感

高知弁は四国の中でも独特。
ちゅう き  とか最後について、女の子が話すとすごくいい(女の子による と思いますが・・)
竜馬の里なんでドラマとかでもたまに使われたりしますが、本場とは違います、最近はかなり標準語と混ざってますが。

昔、高知の子に電話を切り際に ”電話 待っちゅうきネ” といわれフラフラになったことが(笑)・・・高知弁は強力です。

ここから、高知市の中心街へ近づいていく。
四国の海岸線はしばらくおしまいです。

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通常、この室戸経由の海岸線は地元の人は旅行にはあまり通らない道。地図の緑色の高速道路の線のように中心部を経由して都市間を移動する。

地図で見ると近くて道も悪くはないですが、走っていて信号がいっぱいあって山の間だし楽しくないです。
ライダーは遠回りですが、是非この海岸線を。

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