バルブクリアランス調節

2016/09/19

もう春です。
暖かくなったらやろうと思っていた整備に取りかかることにしました。

上死点合わせ

バルブクリアランス調節をしたら

RV125のバルブクリアランス調節作業

ずっとしていなかったバルブクリアランス調節をしました。

バルブクリアランスの調節は、数千キロごとにすべし となっている。
調節するだけで、エンジンの調子も、音も変わって快調になる。

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作業の手順

エンジン回りは、場所が狭く、手が入りにくいのですが全部を取り外さなくてもなんとかできるように作られています。

でも、全部ハズした方が作業がしやすい。
どの部分をはずしたほうがよいのか?

狭いのでとにかく作業がやりにくいですから、狭いところで頑張ってやるしかない

1 カバーを外す

blv1.jpg

エンジン部にアクセスするのはあまり複雑でなく、 プラグ交換と同じ手順で出来た。

シートを外し、シート下のお腹前側をぱかっと外す。

blv2.jpg

この上下のカバーを外すとシリンダーヘッドのバルブのところ

バルブ調節の口は2つあります。

上はフレームのプレートがすぐ上に
下側は狭くてそれでも大変です。

blv1text.jpg

ゴミがエンジンに入りそう。 汚れているのでその前に掃除。

 

2 位置合わせ

バルブクリアランス調節は、どのバイクでもまずピストンの位置を決められた位置に合わせ、そこで隙間を調節。

位置合わせのために
側面の丸いカバーを外し、タイミングマークを合わせ上死点に持ってくる。

blv4Tmark.jpg

位置合わせのこのチェーンを回すギアは、手では硬くて回らなかった。
2本の付いているボルトの1つを、レンチで締め込む方向に回そうとするとギアが回転する。

上死点合わせ

時計方向に回し、
ギアに付いているマークと外側の出っ張りマークを合わせた位置にする。

斜めで、直接は見にくいので、ミラーを使うと作業がしやすい

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ミラーで真横からみるように、マークを合わせ

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3 クリアランス測定

タイミングマークを合わせた位置で、
隙間を シックネスゲージを差し込みで測る

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上下の側とも0.12が入らなかった。だいぶん狂っているようです。

すきまの規定値は 0.12±0.02

 

3 クリアランス調節

隙間間隔調節は 固定のネジを緩め、隙間調節できるようにする。

調節ネジを回し隙間を規定値に調節したと、緩まないように固定ネジを締め込み固定する手順。

黒いナットをゆるめると、棒のネジを回せる
棒のネジをラジオペンチ等で回して上下させ、隙間を調節

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狭いので特に下側に工具やゲージを入れるのが大変。

調節の隙間は、
シックネスゲージが、ゆるくなく、固すぎず、少し抵抗があって差し込めるような隙間幅に調節

メットインの大きな容量を確保しても、お腹部分外すだけで調節作業ができるのでこれでもマシなほうなんでしょう。

説明では3000kmごとに調節とあります。
(そんな頻繁にはやりたくない狭い場所の作業)

専用工具

以前、大変だったので専用工具を試した。

専用工具を買いました!
だいぶ楽らくになりました。 微調整がとてもやりやすいです。

バルブクリアランス用専用工具1

狭くて使えない場所もあります。
回す方だけでも大助かりだった

バルブクリアランス用専用工具

調節の棒は、六角ではなく四角です。 この工具の四角の溝をズポッと差し込むだけで回せる
そして、抜けない(手をはなしても)

valbetool 下側に使用したところ

棒のネジを回して隙間を詰めるときの微調整の回しに、ラジオペンチでは苦しいです!”

専用工具は上から差し込んだら外れないので、そのままダイヤル式につかんで回せる。

valbepin

とくに、最後の固定でナットを閉めるときが大変
この棒、隙間を調節したら動かないように固定するのはラジオペンチでは無理なので、小型のモンキーを使って固定して、ナット締めをしていたのから解放された。

でもこの便利なバルブクリアランス工具も、上側は狭くて使えませんでした。

下側のバルブクリアランス

手前の燃料ポンプを外すと少し楽。 垂直のボルト1本で固定されているので外すのは楽。

blv1text.jpg

それに、フロア下にカバーのお皿を外すと、下から手が入って楽です。
楽というよりこれを外さないと下側は難しい・・

少し面倒ですがフロア下にカバーは側面4本のネジで固定されている。

外して良かったです。燃料タンク底面のカバー
blv7udrcover.jpg 汚れがいっぱい。デンデン虫もはいっていた。

あれこれ狭い隙間に手を入れてネジを緩める。

 

下側は写真がとれないほど手がはいらない。。

 

上の四角のネジを締め、ゆるめ で隙間調節し、最後に9ミリナットを締めて固定。
隙間は0.14にしました。

専用工具が使えた

下側は、新しい工具が使えました。

こんなふうに差し込んで横から回せる。ありがたい

valbetool

この下側が大変だったので、少し救われた

 

調節後の走行感

調節して、エンジンをかけると始動性とアイドリングが良くなった。

始動直後はアイドリングが安定しなかったのが、安定しやすくなっている。
排気音と排ガスの臭いも変化が。

停止からの加速が少し弱くなったが、走行感はエンジン軽快に回る。

以前は、少し押さえ込まれていたような回り方だったのが、肩の力が抜けたように軽く回っている感じ。

別のエンジンになったような感じさえする♪

ポコポコ感と、トルゥトルゥ~♪ と回る軽快さは、カブのエンジンのようで平和を感じる。
ホンダ系のエンジン造っていた会社だそうなので横型のカブのエンジン感覚に近づいたよう

アクセルの開度のレスポンスがちょっとなだらかになったようで、ちょっとスポーツ性という意味ではパンチが無くなった気がするが、隙間は狭くなるように狂うようなので、これでいってみることにしました。

慣れるともっと早く出来そうですが場所が狭いので手間取りました。
春に走る準備 春に向け、エンジンが軽快にないったセッティング

プラグもいい感じの焼けになっていた。
やろうと思っていたコトが1つ終わった。

使った専用工具

使った工具を紹介しておきます。

 

なくてもできるけど、あると助かるという工具です。

スペースによって全部の工具が使えるわけではないけれど、よくバルブクリアランスの調節をするなら助かると思います。

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