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エアーコンプレッサー

インパクトレンチ 選び方と使い方|エアーコンプレッサーにつなぐ工具

インパクトレンチの選び方と使い方

タイヤ交換によく使われるインパクトレンチの便利さと選択

インパクトレンチという工具、どこが便利か、何を選ぶか

エアー方式と電動方式があります。一般的に使われるのがエアー方式。

インパクトレンチはどう使う

エアーコンプレッサーを持ったら、次に欲しくなるもの

..インパクトレンチです!

tone_impactai4161

通称 エアーインパクトとも呼ばれる

つなぐものを変えて広がる、エアーコンプレッサーの楽しみ!

インパクトレンチはどこが便利か?

よく使うのが車のタイヤ交換。
ガガッと、どんどんボルトが外れる。

車のタイヤ交換

しかし、インパクトレンチは自動でネジが強力に回せるだけでない!

供回りなしに、ネジだけ外せるのが最大に便利なところ

例えば、大きなナットを4本もすぐ外せる

インパクトレンチでタイヤ交換
(ジャッキアップ後でもはずせる)

普通にバイクのタイヤ外し

通常は、タイヤのボルトを回すと、タイヤも一緒に回ります。

外すためには、

  1. タイヤを回らないよう固定する
    そして
  2. ボルトを回す

が必要。

これをインパクトレンチを使うと、、

インパクトレンチを使ってタイヤ外し

インパクトはタイヤの固定なしにネジを回せる!

断続的な打撃で回転を作るので、タイヤが供回りする前にナットだけ外せる

それは、内部のフライホイールのようなところも同じ

フライホイール外し

普通にレンチで回しても、ホイールもいっしょにいつまでも回転するだけ・・
手作業なら、回り防止に専用工具で固定したあと、ナット回すレンチを掛けて回す。

deRoter1_回り防止固定

一気にインパクトでガガッと回せる  めんどくさい固定作業が不要

これ家でするのも夢でした・・毎度、小っさい夢・・(アハハ)

何の下準備もなく、タイヤを一発はずし
一回やったらやめられません

インパクトレンチの種類

エアー方式と電動方式があります。

一般にエアー方式の方が広く使われています(エアーコンプレッサーが必要です 圧縮エアーで回転させるため)

エアー式、電動式の特徴を簡単にまとめ

エアーインパクトレンチ
エアーコネクタ オスメス接続

電動式より安価です。エアーコンプレッサーがあれば使える。

エアー式が一般にトルクが大きくだせる。
重さが軽い(機種にもよる) 作業が楽ですが、使用が少ないのと欠点でもない。
反面、エアーコンプレッサーで出力が変動する

そのため、使ってみないと安価なものは性能が不明なところがあるエアーコンプレッサーの性能が、インパクトの性能、使い勝手に関わってきます

電動式インパクトレンチ
impact rench makita
電源をつないだだけで使えるので、エアー式より手軽で簡単です。コンセントがあれば性能は安定している。

重さが重い。エアー式と比べると重くなる

エアー式と較べ、値段がエアー式より値段が高い、電源と配線が必要

* 従来、電動インパクトは力が弱い”インパクトはエアー式が常識だった” のが、近年ブラシレスモーターの進化で強力になっています

電動式は、DIYではコンセントがあるなら値段は高いですが電動式が簡単で使いやすいでしょう。手軽な分、アマチュアなら電動式が使いやすい。

使用頻度が多いアマチュアなら、コンプレッサーに左右されない使いやすい電動がおススメです。

エアー式は、コンプレッサーがあれば エアーインパクトの方が安価なので、次に欲しくなる

つなぐものを変えて広がるエアーコンプレッサーの楽しみ!

電動インパクトレンチ選びの機種

電源をつないだだけで使えるので、エアーインパクトより手軽で簡単です。

電源さえあれば、いつでも安定して使えるので(つまり電動工具と同じ)

使用は、まずはエアーコンプレッサー始動、充てん・・も不要で
エアーインパクトよりも使いやすいでしょう。(普通につかうなら性能差は感じない)

シガーソケット電源

コンセント電源もエアーコンプレッサーも不要で簡単なのが最大の利点ですね。

性能や耐久性はそれほど期待できませんが、コンセントがいらないのが魅力
(実際は、コンセントが取れるならコンセント式の方が使いやすいでしょう)

季節ごとのタイヤ交換などの用途。
Meltec ( メルテック ) 電動インパクト ニューインパクトレンチ DC12V FT-09P
Meltec ( メルテック ) 電動インパクト ニューインパクトレンチ DC12V FT-09P

エンジンをかけて使いましょう(でないとバッテリーが痛み寿命が落ちます)

コンセント式

コンセントのものなら、普通の電動工具と同じに使えます。

コンセントが必要で通常、屋外で使うのでかなり長いコードが必要

耐久性はそれほど期待しない方がよいけど、使用頻度が高くない、
季節のタイヤ交換程度に使っても、あれば全然違います。

 

Meltec ( メルテック ) 電動インパクトレンチ AC100V FT-50P

Meltec ( メルテック ) 電動インパクトレンチ AC100V FT-50P

リョービの電動式

リョービで耐久性も不安なく品質も安定しているので自動車やバイク整備、タイヤ交換等に一番手軽で普通に使える普及品

リョービ(RYOBI) インパクトレンチ IW-2000 657200A

リョービ(RYOBI) インパクトレンチ IW-2000 657200A

マキタ

高トルクが出せる本格式インパクト
ここまでの機種だとエアーより優れているのを実感

 

 

使用頻度が多いアマチュアなら、使いやすい電動がおススメです。

エアーインパクトレンチ選びの機種

コンプレッサーにつないで使うエアーインパクトレンチは、エアーコンプレッサーの性能が、使い勝手に関わってきます。

エアーインパクトの前に、エアーコンプレッサーの性能も大切。
最低限30Lタンク程度のものが必要

一般的DIY品 エアーコンプレッサー30L
SK11 エアーコンプレッサー SR-102 SR-L30MPT-01
SK11 エアーコンプレッサー SR-102 SR-L30MPT-01

圧力は0.8程度は出せ、流量が大きいものが有利

また、長い、細い、エアーホースにつなぐと圧力損失がでて弱くなったり、エアーコンプレッサーの能力に左右され
たまに固くしまったナットが回らないことがある等 環境によっても違いがでる

また、同じエアーコンプレッサーにつないでも、使用するインパクトレンチの性能でも、回せる力が変わってきます(下 参照)

* 使用の能力では
エアーコンプレッサー通常の30L程度のもので、車のタイヤ交換ならナット4個分ぐらいでエアーが下がり最充てんになります(つまりエアー満タンまでしばらく待つ)
整備工場の設備のような過度な期待は禁物。使いやすさや連続使用なら電動式の方を選びましょう。

 

機種

安いものはエアーを多く使う、そのわりに力が少し弱い 重いなど安いなりの欠点はあります

電動より安いので、使うエアーインパクトは ある程度確かな品にしたほうがよい(なぜなら 安い中国製などは どれぐらいのエアー流用でどれ位回るかは使ってみないとわからない)

インパクト自体そうあまり使わない場合には入門用、タイヤ交換などに。
特にタイヤ交換は楽になる、楽しくなる

SK-11

DIY用 安くて全部セットのエアーインパクト
安価でソケットのコマなどもセットなので入門に適しています

SK11 エアインパクトレンチ 12.7 SIW-1300S
SK11 エアインパクトレンチ 12.7 SIW-1300S

エアー式の入門用などにセット品は最初から使いやすいです。

アネスト岩田

SK-11と同等のソケット等セット品

DIY用に最初から使いやすいセットでこれから使うのには適しています。
アネスト岩田 インパクトレンチキット TL2101

アネスト岩田 インパクトレンチキット TL2101

間違いないエアーインパクト TONE

TONEのこのタイプが 少ないエアーで力持ち、軽い わりと安くて、一番間違いないやつです。

少ないエアー流量で 力持ちのインパクト

確かな品としたらTONEのこれです。プロもよくこれを使っているのを見かける。こちらはプロ用。
少ないエアーで力持ち

ボティが軽くて、小ぶりで力持ちで、値段からして一番使える

Toneでは値段も手ごろで、定番の品。
(昔のと比べたら、こんな軽いの? という軽さで力持ち)
TONE(トネ) エアーインパクトレンチ AI4160
TONE(トネ) エアーインパクトレンチ AI4160

どこか不確かなものより、値段も手頃になってる確かなブランドToneの定番
メンテ性もよいので、パーツ供給、修理もToneは安定しています。

特筆は、軽いこと。。

使うのが少ないのであまり気にならないが、軽いと本当に作業が楽

アマチュアなら一生ものでしょう
(昔の金属テカテカのやつをまだ使っている人がいたら、軽くてイイよ)

インパクトレンチのソケット

インパクトに取り付けるソケットのコマについて

インパクトに必要なのが専用ソケットです
使うサイズに合わせて3,4個

実際に値段が本当に高いのはこのコマ(ソケット)の方なのだ

ソケットの装着と品質

ボックレンチのように、玉が飛び出てクボミに引っかかるのでなく
インパクト穴に棒を通して固定します。棒は抜け落ちないように輪ゴムを被せる

インパクトレンチのソケットは通常、ワンタッチでなく、ピンを穴に貫通させ輪ゴム(Oリング)で固定します。

impact rench setting

こういうTONEのプロ用になったら 1コマで 3千円~ぐらいする。

impact socket

結構な値段します  それにはワケがある・・

通常は12.7mm角のものです。
手回しのソケットレンチのものは インパクトには使えません
(取り付けできるけど絶対 使わないように!

ソケットレンチセット

インパクトはかなりの衝撃が加わるので、特別に鍛えた鋼材でできているのです それで高いわけ。

でもそれはプロが毎日タイヤ交換で使うような長持ち品質なので

インパクトレンチ専用ソケット セット

日曜メカニックには・・

なんとTONEの1コマぶんで 8個セットが変える!

impact sockets sk-11のセット

使えるのか? と思っていたら、たまに使うぐらいですが、割れたりすることもなく良好に使えました
(このセット、品が良くてホルダーもついて安くてとてもイイです、という使い続けた感想

日曜メカニックは、ホルダーもきれいで、これで十分でしょう

インパクトには太いエアホースが必要
E-Value エアーホース クリア 10m 内径8.5mm EAZ-110

E-Value エアーホース クリア 10m 内径8.5mm EAZ-110

* パワーエアーツールには、できるだけ太いホース、配管を使うのが基本。細いとトルクが出ない。でも、太いホースは取り回ししにくくなり、長いすぎるホースは使いにくさが増える。

あと参考に、

あると便利なツール

ジャッキアップもインパクトでできる

インパクトレンチでジャッキを回せるアダプタ。

EMERSON(エマーソン) 車載ジャッキヘルパー EM-234
ジャッキを回すコマ
車載ジャッキヘルパーを使ったジャッキアップ時の様子

タイヤ交換がインパクトですっごい楽になると
次はジャッキアップも楽にできないかと・・・

何でも楽を求めてしまう(笑)

すると・・効果は大きい!

ソケットのコマの代わりに差し込んで、インパクトレンチでジャッキを回せるアダプタ。

EMERSON(エマーソン) 車載ジャッキヘルパー EM-234

すべて手回し作業のころからすると マッハの速度で車のタイヤ交換全部ができる!

インパクトで味わえる天国 (^^

 

タイヤ交換したら、圧倒的な威力のインパクト!!

エアーコンプレッサーが楽しくなる
持ったら、使ったら楽しいよ!

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