水冷エンジンと空冷の違い

2017/10/02

最近、増えてきた水冷エンジン

空冷でいいんじゃないかな という人へ乗り味の違いについて

水冷エンジンと空冷の違いは

NMAXenginラジエター

スクーターにも水冷が増えている最近ですが

水冷と空冷には

 埋められない、乗り心地の違いがある

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水冷エンジンはめんどくさい

水冷のバイクを整備しているとめんどくさいことが多い!

冷却水(llc)交換

水ホース、水ポンプ、水冷センサーの点検、故障などなどで、
いちいち手間暇かかる。

スクーターぐらい 空冷でもいいんじゃない と良く思うけど、

エンジンの違いは大きいんです。

エンジンの走りの違い

特にエンジンの違いがわかるほどに違う

空冷エンジンと乗り比べるとわかるんだけど

空冷は 「もさっ」 としてます。

これが空冷エンジンの味ですーーといえばそうだけど、

水冷はアクセルに応じて、シャキンと加速の手ごたえがある。

このシャープな反応が水冷です

エンジンは熱くなるのだ

水冷はエンジンの温度の上昇が設計で範囲内に予測できるので、そういうシャープなエンジンにできる

空冷は、加速がなんとなくモサッとしてます。

スクーターも走りも加えて、スポーツスクーターは水冷エンジンが増えてきた。

水冷の欠点

水冷エンジン

エンジン回りを水を循環させて冷やすので、周りが覆われ中で水が回っています。

その熱くなった水を冷やすのがラジエター

ラジエター

ここまで水を循環させて、
ここに風を当てて、エンジンの熱で熱くなった冷却水を冷やす

走行中は自然に風があたる。

渋滞とかで風があたらないと ラジエターの後ろにあるファン(扇風機)が自動で回りだす。

スタートしばらくは、暖気でエンジンを温めた方がよいので、
水冷ができるだけ機能しないようにセンサーがついている。

そんなこんなで、複雑な仕組みになっている

空冷エンジン

空冷は 勝手に冷える という構造のエンジン

こうやって、フィンがエンジンにいっぱいついている

djeber125_cabreter

これで、空気に触れる面積を増やし、エンジンで一番熱くなる部分の熱をできるだけ逃がしてやろうという構造

そして、そのエンジンも、走行中にできるだけ風があたるような作りになっている。

こんな冷やし方では限界があるので、
発熱量の大きいハイパワーなエンジンは 例外なく、水冷エンジンです。

空冷エンジンについては

かつて、レースでホンダが空冷エンジンにこだわって
レース用のエンジンの開発を進めたが
限界を感じて、空冷エンジンの開発を断念した歴史があります。

どうしても構造上、空冷では限界がある

 

強制空冷

スクーターはお腹の中にエンジンがあるので、風が当たりずらい・・

空冷のスクーターとかは、

プーリーに一緒にファンがついていて、エンジンの回転でついでにファンを回し
それを、エンジンのところまで送って風を当てる 「強制空冷」 という仕組みになってる

”強制空冷” 名前が機構的でカッコいいけど、ついでにハネつけてまわしてるだけ^^;
乾式のエアーコンプレッサーもこんな構造で風を送ってる
分解して構造を知ったときに、ニガ笑いした

水冷、空冷 どっちがいい?

どちらがいいのかといえば

水冷

水冷はコストが上がるので、値段が高くなる
とにかく、余計なものがいっぱいついています。

冷却水 ホース

そのせいでトラブルになることが多い

  1. 水漏れ
  2. 水回し(ウオーターポンプ)のトラブル
  3. そのセンサーの不具合

こんなトラブルが水冷のせいで起こりやすいのは間違いない。

一概に水冷だから寿命が短いともいえませんが、距離が増え老朽化してくると
水漏れ関係のトラブルでエンジンがだめになることが多いんです

水漏れのトラブルは、
どこから漏れてるかわかりずらい、ちょっとでもスキがあると水漏れ

だから ニクたらしいトラブルとなる^^;

空冷はいいのか

水冷に比べ、面倒なものがないのは良いです・・

寿命が水冷より空冷が長いのか、といえばよくわからない。
(ただ、昔の空冷エンジンは長持ちする)

水冷エンジンは内部で水漏れが起こると、複雑な修理になるのでそこであきらめる多いのも事実。
最近は信頼性も上がり、そこまでに十分に長く走れると思う

日本のメーカーが今でも両方を作っているだから、それなりに両方にメリットがあると思います。

私は、

  • シャープなレスポンス感の水冷
  • モサッと感があるがシンプルで粘り強い空冷

どっちも好きです

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