ドイツの技術力の違いを大戦中に見る

戦争の話をからめ、ゼロ戦の話を書いたので締めくくりに、

ドイツからやって来て日本を驚かせたドイツのエンジンの話

大戦中、一度だけたどり着いたドイツの最新技術

かつて、ドイツから技術協力をうけ、ドイツ-日本の間で技術情報が日本に来た話

橘花

そしてドイツの図面から完成した、ジェットエンジン ジェット戦闘機!

 

それには続きがある・・・・

連合軍の攻撃をかいくぐり、一度だけ、日本に潜水艦がやっとたどり着いたドイツの新兵器 ジェットエンジン

このほかに、もう1つ、日本が目を見開いて注目した兵器があります。

それは高速艇の高速回転エンジン

制海権を奪われ、戦艦が取り囲んで日本本土攻めてくる連合軍に対抗する手段として海軍は反撃のためにこの高速エンジンに注目したようです。

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届いた貴重な高速回転エンジンの図面

制海権の不利な中の反撃をこの高速艇に可能性を見出し、海軍は目を見開いてこのエンジンに興味をもったようです。

当時のダイムラー製のエンジン(後のダイムラー・ベンツ)

ダイムラーエンジン

しかし、驚愕の技術力の差も同時に知ることになります

「日本の技術力は戦前から優れていた」 と思っている人は多いですが、

これは必ずしも当てはまらない!

製造の技術はヨーロッパより遅れていた、反面、設計力は高かったといわれます。

日本が欲しがったドイツの高速魚雷艇のエンジンの図面には、現代でも驚く技術が盛り込まれていました。
(この図面の資料見たことないので、今でも疑っています)

ドイツ 驚きの技術 加工精度

製図と図面とか、設計と製造の方面に明るくないと、なかなか伝わりにくいのですが、

ドイツの図面の中にあった、加工精度の指定 これがまず当時の日本では不可能なほどの技術だったのだそうです。

設計図面

図面には、精密部分に必ず、加工精度の指定=許される誤差の範囲指定

これが必ず入っています

どこまで精密に誤差なく加工できるのか これが加工技術の高さともいえるのです。

バイク全盛期の’80年ごろの日本の加工精度は だいたい 100分の数ミリ単位の技術でした。
つまり 0.0×ミリ単位 の正確さまでなら普通に作れる。(髪の毛1本の太さぐらいかなあ)

現代2010年代では、1000分の数ミリ単位 0.00×ミリ単位の正確さでの加工は普通に日本ではできます。

この精度は、ミクロンオーダー とも呼ばれます。つまりミクロン(千分の1ミリ単位)の正確さ。

製造業が海外に行って、日本製は衰退と呼ばれてもう長いです

今も日本でやってる町工場、製作所では、ミクロンオーダーの加工は普通にできます。
(これぐらいできないと、もう日本でやっていくのはムリです)

 

ミクロンオーダーとは

設計、精密加工にかかわる人には当たり前の話ですが、一般向けにいえば

ミクロンオーダー(古い言い方ですが)は

例えば、サイコロ大の鉄の四角

サイコロ

これをつまんで持ち上げると、数秒後には体温が伝わって鉄の温度が上がるので
千分の数ミリぐらいは、すぐ膨張してしまいます、そんな感じの細かさ

 

しかし、そのドイツからたたどり着き、日本が欲しがった新兵器の図面には、

それを超える 一万分の1ミリ単位 の正確さ指定 があったのに、日本の技術者は驚愕したといいます。

逆にいえば、製造や精密加工の分野では当時の日本は欧米に遅れていた

欧米の技術も超えたドイツの高速エンジンは、そこまでの精密さがないと回し続けるのが難しいのかもしれません

他にも溶接等、まだまだ技術では日本は遅れていたのです
70年以上まえのドイツにはこれほどの技術があったらしい

 

どうしても日本が欲しがった高速回転エンジン

ドイツとの大きな技術力の違いを見せつけられ・・・

普通はここであきらめると思いますが

海軍は、これを起死回生の反撃の兵器になるほど重要だと判断したようです。。。

この精密エンジンを作るための工作機械等があれば日本でも製造は可能だと判断したようで、
せめて、高精度すぎて作れない部品だけでも。。。

潜水艦 伊58

 

日本で作れるだけの技術や工作機械をドイツからもらおうと、打診します

このへんでドイツも怒りだしたようです・・(笑)

一緒に戦う同盟国とはいえ、、、

ドイツ帝国の粋を集めた最新技術を次々クレクレとは!

交換に、日本からは ドイツで枯渇した資源の原料や金塊と引き換えに
ということで(そのほか日本の兵器技術も)
(大戦末期には、ドイツも日本同様に石油も資源もなくなったじり貧状態)

こうして、戦局の挽回をかけ、新兵器にたのみを乗せて、

精鋭の技術者も乗せて、再びドイツへ向けて金塊を積んだ大型潜水艦が大海へと出発します・・

 

この歴史の資料が出てきたことで

これが後の、日本軍 お宝伝説へとつながり ちょっとロマンのある話として語り継がれる

続きは次回へ・・

 

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