プラグコードの改良
NGKのプラグコードキットをつけてみた 交換方法や効果と結果
よくある効率アップのようなパーツを付けてみる改造・・・
燃費アップグッズや電気系統のUPの品が数々売られている。しかし効果のほどは・・??
というのが多いが
こういうのは付け替えて変化を楽しむ改良品だと思えば 楽しめる
(当然効果なしもあるが それ自体を楽しむ)
バイク小僧の時はいろいろ試した。回りのウワサを聞いたりして、改良や速くなったパワーアップを仲間内で楽しむ。
今更こんなことをするとは思ってもいなかった。
バイク少年に戻っている^^
小さめで単気筒のバイクはいろんな改良を手軽にしやすいのも長所。
安いキットなので買ってみるのは手軽だが、取り付けないといけない。こういう手間暇と効果アップを楽しめるかがバイク小僧になる必要がある。(バイク小僧はヒマと好奇心だけはいっぱい)
プラグコードを効率品に変えてみる改造
純正のプラグコードとキャップは一体品に見えるがそうでなく(知る限りでは)、コードにキャップのネジの接点をねじ込む構造になっている。
NGK パワーケーブルキット
NGKが出しているパワーケーブルとプラグキャップなどのキットを付けました。
左 NGKキット 右 純正
昔から、ちょっとした効果アップのメンテとして、プラグキャップを外し、コードを少し切ってまたねじ込むのが昔から知られています。
古びてくると接触などの問題で接続が弱くなる、そこを新たにちょっと切って新しいところにいれるとちょっと接点の調子がよくなる ということらしいです。
パワーアップの原理は?
もっとも電圧が必要なプラグ部分なので、ここは少しの抵抗でも減ると効果があるようで古いバイクでは効果が体感できることもある。
そこを 一体型で電気の効率のよいコードとキャップにするキット
スパーク電圧が少しでも改善すれば、火花がよくなってエンジンレスポンスが変わるのだ(原理上の)
市販の効果アップの製品の効果はまちまちだが、NGKがじきじきに出している取り付け品なので トライしました。
NGKサイトより
もちはモチ屋 = NGKが出しているのでそれなりの効果は期待 一応 性能測定の表がある
NGKパワーケーブル キット
純正のコードの径に合わせて選ぶ。色も選べる。色がカラフルなのが魅力でもありました。赤 青など
プラグキャップの形状もいくつか種類あって選べます。純正と形状の似ている V型にしました。
キャップとコードが一体なので、他端のコードの根本から付け替える方式。バイク本体ののプラグコードの根本もねじ込み式になっています。
しかし、 コードの径が このNGK製品が純正の(つまり元のコード)より1mmほど太いのでそのまま付け替えられない。(アダプターが付属)
上側の根本が付属の接続ジョイント(アダプター)
これがケーブル径の違いを吸収
NGK パワーケーブルの効果
結論から・・
さて エンジン始動 普通に始動できる。
走り出すと
力強い! 低速トルクがアップしている
体感できる力強さです 低速でアクセルを開けると ググッとそれに付いてくる手応えが感じられる。
さすがはNGK といったところかな。
これなら装着してよかったと思えるね。しばらく乗り慣れると忘れるんだけど こういうのは変化を楽しむものなのだ と思っている。
プラグ交換やバルブクリアランスと一緒にやったので、燃費の効果はよくわからないけど燃費にも効果はあるでしょう。
同じ条件で、これナシ → 有り でちゃんと効果が感じられました。
こういうので楽しめるのもバイク少年の頃に戻った感じ(^^
電気系統をアップしている車両を見ると、ちょっとツウな感じが・・あの頃はしていた。。
車、バイクは電装、電気の知識ある人が周りにほとんどいないものです。
高校生当時は電装系は壊れたら怖いので、勇気に機材にお金もないのであまり手を出さなかったところ。
今はいろいろ経験と技術上がったので、勇気もいっぱい。
取り付け方法
製品説明の取り付け方法では、
純正のコードの根本近くをちょん切り・・付属のアダプターでこのNGK製品のコードと接続するようになっている。
コードをちょん切る!というのも勇気がいるので、1mmの差なら無理矢理ねじ込むつもりでいたが・・
取り付け説明の注意に
そういうことする人がよくいますが 、そんなことしないように・・・
との趣旨の注意があった。(見透かされているようです・・)
根本付近をちょん切って、アダプターで接続。
たしか、このような説明書は付属してなかった記憶なので、参考に。
取り付けには、(車種のプラグケーブルの直径によっては)プラグケーブルを切断します。
ケーブルを切断するには勇気が必要ですが、事前にサイズを測り、説明通りにやれば取り付けできます。
*詳しくは 下を参照
取り付け完成
プラグのコードの鮮やかな青がイイです。赤もあるけど青にした。
青にした! シャインブルー かっこいいゾ
見えないとこだが気分一新
スクーターは覆い隠れるのでケーブルが見えずにおしい
ネイキッドで多気筒だと、外から見えてドレスアップにもなるのに。(多気筒用もある)
交換自体は割と簡単
ケーブルを付け替えるだけなので、それほど難しくない。
エンジンのシート下を開けたときについでに出来る
ただ、プラグのコードをちょん切るのに勇気がいります、ちゃんと純正の直径を測っていれば間違いなく装着可能です
取り付けで重要なデータ
NGKパワーケーブルの径(つまりこのケーブル) 直径8mm
バイクのプラグケーブルは、直径7mmが多いので バイクのケーブルを測って直径7mmのコードならアダプターで取り付け
直径8mmならそのまま付く。
アダプタで延長するので長くすることも可能だが、長くても抵抗損失増えるので、もとの長さぐらいで取り付けに支障がない長さにキットのケーブルも切断するとよい。
NGKパワーケーブル まとめ
プラグとの効果はいちおう このように
NGKパワーケーブルに変えたプラグ各種と組み合わせ結果
プラグとの組み合わせ をテストしてみた。(バイク:RV125JP)
- イリジウムプラグ だけ → ちょっと違う気がする(あんまりわからない)
- 通常プラグ と これ(NGKパワーケーブル) → 多少効果を感じる
- イリジウムプラグ と これ(NGKパワーケーブル) → すごく効果を感じた
データですが、付属の説明では
- スパークノイズの防止効果に優れる
- 中速域~高速域で全般に少しパワーアップ
- 45kmからの10秒間の全開加速が3割ほどUP効果が認められる とのこと
イリジウムプラグは効果を感じないこともありますが、このケーブルの電圧安定アップとイリジウムプラグで相性がいいのかもしれない。
でも3.イリジウムプラグ と これ(NGKパワーケーブル)は 心なしか始動性がほんのり悪くなったような気がする(パルブクリアランス調整後なので詳しい関係は不明)
キットも安いし、取り付け難しくなく、プラグコード色もきれいでドレスアップも出来た。
結果、パワーアップが感じられて、楽しめたから十分価値アリでしょう。
選ぶときは、プラグキャップの形状で種類があるので注意
プラグキャップの曲がり角度も注意
角度が大きく違うと、バイクによっては、どこかが当たってカッチリ差し込めないので、もとのプラグキャップに近いタイプを選ぶ。
こういう改良を手がけていると自然にプラグコードがどのように取り付けられているか、どういう接続がいいのか等が自然にわかるので知らない間に知識が付いてきます。
バイク少年に戻れる人は楽しいですよ!