恵光院の修行体験 朝の巻
昨日の座禅に続き、朝も体験があります。
恵光院宿泊 朝のお勤め(勤行)
本堂でのお経を収める朝の行事への参加です。宿坊では6:00からのところが多いので少し楽です。
これは自由参加。
大変なのは正座です。これがいつもきつい。
多分、法事にきているような感じ。
本堂でお経を唱えるところに参加する。最初は敬虔な気持ちで正座しているのですが足がキツくなり始め
いつも 法事では
厳粛な気持ちで正座しているのですが、長いのでそのうち早くお経が終わってくれないかと願い始めます。。足がしびれて限界だ- とか考えるようになり
そこで、そのうちやっとお経がゆっくりかみしめるように
南無大師返上金剛・・南無大師返上ぅこんごう~
と ゆっくりになり、鐘がチィ~ンと鳴り、
もう終わりだぁ! とおもったら
般若はらみたぁ・・
とまた勢いよく始まり ガックリきてまだ正座に耐える事になるのです。。 法事ではこんなこと考えて座ってたりします(^^;
お遍路参りを終えた今こそ、今日はがんばろうと思ってたんですが。。やっぱりきつい。
別に 正座でなくてもよいのです。あぐらのひともいますし
体重が足首あたりにずっしりこたえはじめ、たまらず足をずらす。
あぐらの人もいますが、斜め後ろに目をやると、白人観光客が 体育座り!
あまりに見たことない光景に笑ってしまいそうになる
その後ありがたい和尚様のお説教です。
なぜか全部の内容がいまわかって心にストんと落ちて入ってくるように思います。
その後しばらく立ち上がれず その後の護摩のたき火への参加は列の最後になってしまった。
護摩の焚火
場所を移して、護摩の焚き火 です。
焚き火をしながら、太鼓をたたきお経を唱える式に参加
護摩の焚火は、お大師様が、まんのう池の治水の建設に、大勢の人手を集めるため、これで願いを出し、あっという間に集めた祈願の儀式で有名です。
(数百からがすぐ集まったという、ありえないお大師様伝説の1つ)
前のいろりの前に焚き火をお越し、どんどん木をくべていく、ゴマの油を掛け燃えさかる炎の横で、太鼓とたたきながらお経を唱える。
朝の本尊様へのこういうお祈りは観光客がいなくてもお坊さん一人でも欠かさずしているものですね。毎朝、特に氷点下の冬なんて大変なことでしょう。
いろんなことに自分の中の気持ちあれば、それがなんであれ、だれも見ていなくて毎朝早起きして一人でも自分自身のためにできるというのは揺るがず、影響されず、ブレない大木のように強い、というのが少しずつ実感できてきました。
女の人の参加者も多かったのですが、女性は不思議と正座が長時間平気な人が多いのが不思議
部屋に帰ると、お膳が部屋に用意されている。至れり尽くせり。
これまでの温泉などの朝食は多すぎたのでちょうどいい量。
その日はお遍路参りの習慣からいつもは早く出かけますが、時間をゆっくり9時ごろに出発予定にした。
そして、写経を忘れていた。
写経
好きな時間に写経したものを帰りに提出すれば良いと渡されていたのをすっかり忘れていた。
朝の出発前に、写経。
一つの願い事を思いながら写経をするとのことでした。
裏にすかしがあり、なぞっていくのですが、漢字が難しくて透かしが見えにくく
でも、没頭するもので不思議と落ち着く。急いで書き上げた感じもあるが、完成^^
結局、出発はだいぶ遅くなったけど朝、ゆっくりできた。
その後、チェックアウトですが、お坊さんが親切にも、バイクは置いておいてもいいし、荷物も預かりますとのことで
バイクに積みにくい荷物を預かってくれれるのは大変助かりました。 ありがたい。
今日はこれから目的の最後の場所、
高野山 金剛峯寺へ