整備とメンテ(-エンジン)

発電不良 その4 原因

数日かけて、外したり付けたり コイルの様子を見たり・・・
エンジンかけてみたりこういう原因って特定するのが難しい。

発電不良の原因は??

発電不良の原因 判明

いろいろ見てみましたが、わかった!原因が!

何が発電不良の原因なのか
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ここ  ローターにかすかに擦り傷ができています。

ローターとコイルが干渉している!!

発電不良の原因 これだ

そっか! これで磁力が減磁したんだ。この原因に断定

加工精度の問題です。コイルが同軸上ではなくて、ふた部に位置してパカッとかぶせるので、

CoverCoil.jpg

この両者の中心 もともとの精度などが正しくないと中心がずれると干渉する。

取り付けや加工精度で品質のばらつきが保てないなら、ローターとコイルの隙間が広くなるようなクリアランスにしておいたらいいのに・・・

まだまだこの辺、品質が悪いみたいです。
ローターとコイルの隙間のクリアランスが狭いほど、たぶん発電効率はいいだろうけど。

これなら部品だけ新品交換してもまた発電不良がでるおそれはあり

原因がわからずいろいろ悩まされたトラブルでした。

発電不良の修理と解決方法

単なる故障ではなく、工作精度のバラツキが原因と断定した
修理方法は、コイルとフライホイール両方を交換

コイルとフライホイール両方を交換

このコイル

CoverCoil.jpg

そして、ローター(フライホイール)

openedGeneENG2.jpg

どちらかの部品精度の問題なら、両方替るといいだろう。
というかこれしか解決策ないみたいなので。

中古エンジンから、この2つの部品を流用して取り付けました。

ついでに、(下)の消費電力を下げるヘッドライトのLED化をしました。
それ以後は、バッテリーの上がりの充電トラブルはなくなった

やっと発電不良の修理完了

発電機の中心ズレのようなこんなトラブルに遭遇することはまず日本車ではない。
こういうのはやめてほしいなあ。はじめて遭遇したトラブルなので新しい体験になったとしよう

モーターって接触してるところがほとんどないのでまず壊れない。反対に回す発電機も同じ。
壊れるのなら完全に壊れてくれるのがありがたい。

このバイクをいろいろメンテして、日本車しか触ったことのない自分の知識に気づいた。
部品の材質のせいでトラブルとかもあったし、なりそうなところもある。
トラブル、不良なら日本車ならなんとかなるけど、いかに日本車の品質の上に立っていたのかよくわかった。

いろいろ興味深い台湾製でした。このjpは初期型なので、今のはだいぶよくなっている様子です。

発電が少し弱い上に、ヘッドライト常時オンなので消費電力が常に大きく問題なのでしょう。

消費電力を下げる方向に対策しましょう。

それで、この対策として
前から興味あった、ヘッドライトLED化をしてみることに。ちょうどおもしろそうだし。

これがまた大変なことになる・・・

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