ネジザウルス｜なめたネジを外す専用工具　レビュー

ねじ山をなめたときに外す、ネジの頭をねじ切ったときに使う　専用の工具
以前に少し紹介した、ネジザウルスをレビューします。

今回　ドレスアップ品のザウルスマスクを買ったので詳しく。

ネジのネジ山がつぶれてしまった時の方法

プラスのドライバーでねじ山をなめてしまうことはときどきあります。

ねじ山が傷んだ　！　とわかったら、できるだけそれ以上頑張らずに専用工具を使うのが吉です。頑張るともっとねじ山を悪化させることがよくある。

その意味で、こういう応急処置できる工具や破壊してしまう工具は、整備などをするなら必要がなくてもぜひ工具箱に入れておきたい工具

！あっ　マズイぞ　と思ったトラブルの最中

冷静に対処できず、ついつい、合りあわせの工具で傷口を広げてしまうことがよくある（経験者なら必ず思い当たるところでしょうね（^^;

ねじ山がつぶれたら、ドライバーで回そうとせず、ネジの外側をつかんで回す

ここで　専用工具の　ネジザウルス　が活躍します。（他の用途にも使えます）
ネジザウルスが出る以前は、プライヤ、ペンチ　ウオーターポンププライヤーを使う。またもっとより強力にバイスプライヤー等の少し特殊な工具を使いました。
こういう対処をあせらずできるのは、経験を重ねた　少し特殊な作業もできるという自信でもあったが、専用工具でより簡単にできる。
* ネジなめは、別記事のネジの頭をねじ切って、取れてしまったときよりは楽にはずせます。

（当然ですが、なめてしまった怪しいネジは再利用せず、新しいのに取り替えましょう）

ネジザウルス

パッケージのまま持っています。（使う機会がない方がいいいし）

最近、評判が広まって　かなり売れているようです。専用工具なのに、ホームセンターでコーナーがあった。
（逆に言うと、なんで今まで、こういう工具が出てこなかったのかなぁと思う　こういうのが無い昔は、あれこれと試して対処方法をそれぞれ見つけて自信をつけてくのが普通だったが、こういうのでかなり簡単に対処できる）

エンジニアネジザウルスGT PZ-58

ネジザウルスの使い方

ペンチを寝かせて外側を挟めるスペースが場合、ネジトラブルでは簡単な部類のトラブルです。
ネジザウルスが出る以前は、プライヤ、ペンチを使う。もっとより強力にバイスプライヤー等の少し特殊な工具を使いました。

しかし横にはさむスペースが必要で、狭い場所だと難しい。

やはり専用工具らしく、ペンチ等を使うより、頭が低いナベネジも、滑らずに横からつかめる。

横にしてはさんで回す

これは従来のプライヤーなどでもできますが、ネジザウルスが、円形のネジをつかみやすいので、強力に挟める。
プライヤー類は、強力に挟む必要がある。それでも滑りやすく、コツが必要だった。

縦にしてはさんで回す

このネジザウルスが評判いいのは、縦にしてもはさんで回せるところです。頭の低いナベネジでも滑りにくい。

プライヤーだと、すべり止めは、寝かせて使う方向にしか刻みが入ってないので、縦に挟むのは滑るんです。

ネジザウルスは　縦横に刻みがあり、縦に円形を包み込めるよう、くぼみがある。
しかも、角に丸まりがなく、エッジが効いてすべらない。専用工具の強みです。

これは頭をねじ切って、軸だけになった、
以前の記事の、他のケースの場合にも
そのネジの少し出た！ところをギリギリつかんで回すのにも他の工具よりずっと有用です。

ネジザウルスの工具　自体の出来は？

意外と品質が良い工具だったので詳細を評価レビュー
工具が好きなので、世界のブランド工具も集めるのが好きで、でも別にブランド工具のウンチクは語りません^^
ブランド工具は、コレクションの感覚です。

いろいろ見た目で見ると　思った以上に精密にできています。

ネジザウルスのグリップは特徴があり、特筆するのは、グリップのゴムカバーの彫込や焼き印。とても緻密でメカメカしく、ザウルス＝恐竜の雰囲気がでている。
こんなところに凝ってもしょうがないとは思うけど、初めてこんな工具を見るのも楽しい。
メーカーとして　「エンジニア」はブランドとしてはあまり扱われないが動きやかみ合わせ自体もがたもなく噛み合わせは精密。

さて、なぞのドレスアップ品？