ヤマハのスクーター パッソルって 知ってる?
昔は、パッソルは「スクーター」の意味で使われる言葉だったの
懐かしのバイク ヤマハ パッソル
昔のバイクを知る人なら、知っている、、
伝説の普及スクーターが パッソル
カブと同じぐらい有名だったが、今はもうないけど。
画期的な商品がブームで広まり、その商品名が呼び名にかわることがある。
ソニー ウオークマン がその例です。
ポケットに入れられるカセットデッキが大ブームになり、他社も後追いで発売したが全部ウオークマンと呼ばれていた。
こういうのを、代表名詞、☓☓の代名詞、普通名詞化といわれるそうです。
これまでないものが広がりすぎて、呼び名がないので 商品名が呼び名になってしまう現象。
(その後、商標の問題からウオークマンは「ヘッドフォンステレオ」となったが、だれもそう呼ばなかった)
アメリカ人が大好きなのか行くといっぱい商品名で呼ばれる”モノ”あります。
新しくはそのデジタルの iPod、あのタイプを持ってると アップル製でなくても そう呼ばれたもんね。
元祖 スクーター
ヤマハ パッソルもその1つ。
ヤマハ パッソル
当時、手軽に足代わりに乗れたのは カブ 、そこに スクーターが加わり スクーターのことをみんな パッソル といいました。
そしてパッソルさえも含んで、そういうバイクのことをまとめてカブとも呼んでいた。
ホンダ ロードパル
スクーターは以前からあったけど、小型原付きで50ccでペーパー試験だけで乗れる、アクセル操作だけで、ギアチェンジがなくても運転できる小型バイク
足代わりの元祖は多分、ホンダ ロードパル ラッタッタって通称だったのかな。
ロードパルはまたがる形だったので、ヤマハがパッソルを発売し、「足を揃えて乗れる」 と普及したスクーターの元がパッソル。
ホンダ ロードパル
ギアもクラッチもなくてなぜバイクが発進できるのだろう と子供ながらに思っていたが、遠心クラッチと自動変速機というのあるのを知りました。
スポーツ スクーター
ヤマハ パッソルはスクーターの元祖とは言えないけど、スポーツスクーターという分野は ヤマハが作った。
ヤマハ 初代Jog
パッソルについでパッソーラと出すとスポーツスクーターが出てきたのは’80年台
足代わりだったスクーターを、ロードスポーツバイクのようなパワーある”走り”を目指して作られたスポーツスクーターの元祖。
Jog 出だしで ガバッ とアクセル開けると ウイリーしたんだよね。
移動の便利な手段でしかなかったスクーターは、倒してコーナーを楽しむ、スクーターレースなんてことヤマハジョグで広まった。
これを火蓋に 各社から次々スポーツスクーターが登場 ホンダDJ-1 、スズキ Hi、 ホンダ ビート
(Kawasaki だけは参戦してこなかった それは今も同じ)
テレビCMもして各社それぞれスクーターを競って出した頃。
下火のバイク
2014年の今 少子高齢化でバイクはどんどん乗らなく、売れなくなっている。それは統計からこの先も容易に予想できる。
その中にあって、似たような対抗馬のバイク出してきて競争してると・・沈む船の上でこぜり合いのように危うそうだ
さて偉人の本を見てると、目に止まったところ
市場がなければ、作ってやるぐらいの気持ちを持てばいい--故)本田宗一郎
不便と要望を取り込んで改善するのはQCの基本だけど、
消費者は手に取って使ってみるまで、何がほしいかわからない--アップルの社長 故)スティーブ・ジョブズ
ガラケーは日本で発展し機能がすごかったのに、外来種=アップルのスマホの登場ですみに追いやられた・・・
LMW トリシティ
ヤマハのトリシティ LMWと呼ぶ種類だそうです。(ヤマハが勝手に命名した)
LMW:リーニング・マルチ・ホイール = 傾く・複数・ホイール車両??
ヤマハさんが広く普及を目指し挑戦し始めたようです。
ヤマハの三輪 トリシティについては以前の記事で詳しく
従来のオートバイでも車(4輪)でもない、新しい乗り物として ヤマハが勝手に命名したLMWがウオークマンのように根付くのか
沈みゆく雰囲気の日本の中で、新しい世界が開けると活気づく。
昔、スポーツスクータ-という分野を作ったヤマハが再び、新しい分野に再び挑戦??
リーダー企業はこうあったら、未来も明るいと思えるね。
近い将来
・スクーターやめたの?
・うん、LMWにした
という会話をする日が来るかも??
昔、地方でおばちゃんや、じいちゃんの足だったカブは、すっかり軽四に取って代わられた。
がんばれLMW、軽四からおばちゃんと、じいちゃんを奪い返せ
(ちょっと対象が違う?) ねえちゃんの心も奪え!
総括と批評ばっかしてないで、さて、ボクも楽しい挑戦でも始めよ