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整備とメンテ(-足回り)

フロントフォークオイル交換2

Fフォークオイルの交換 のつづき

フロントフォークをまずは取り外した。
続いて、中のフォークオイルの交換・・

これがまた簡単じゃない。

取り外したフロントフォークのオイル交換

フロントフォークを取り外したら、いよいよ中のオイルを交換・・

なかなかコツが必要で難しかった

取り外したFフォーク

2forkTop2.jpg ゴムのキャップが付いている。

フロントフォークの分解

ゴムのカバーを外すと、

このフロントフォークは ネジ式のふたではなく、
中に白栓が押し込められ、Cリングがストッパーになっている。

2forkTop.jpg  上の細い針金
見えるでしょうか

それで、Cリングは単なる針金で、溝に入っていて、引っ張り代がなくて、外すの大変。カブのFフォークがこんな感じです。

Cリングを外す

白栓は、下からバネで押し上げのフレッシャーが常に来ていて、Cリングで止められているので、
少し押し込んでから、Cリングが全部見えたところで抜きます。

これが難しい・・

上から棒で押し込むと、Fフォーク自体が沈むので両手が必要

  1.  フォークを左手で固定、右手の棒で白栓を押し込む
  2.  Cリングがフリーに! 今だ
  3.  でも 取り外す外すための手はもう無い

という構造です(^_^;

押し込むのも力がいるので、片手で押し込むのはかなり難しい。
Fフォークは筒ななので滑らないで持つところ引っかかりがない。
クランプとかで固定してやってみるも、

やっとのことで押し込んで
今だ! と思っても、Cリングはつかみ代がないので、ラジオペンチなどでは一瞬の隙では外せない。

これを4,5回やってみて
えーい いちいちめんどくさい構造め
やっぱりしっかり固定するしかない(コツをつかむと出来るかもしれないけど)というわけで

2forkCramp.jpg

あれこれやってみて、こういうことにしました、
ネジ通しのくぼみをはさみこんで ここだけが唯一のくぼみで引っかかりになるところです。

上からボルトで押し込む。(手間のかかる構造このFフォーク)

Cリングをうまくこじると斜めになってはずれる、やっと出てきた。Cリングは外すだけでも手間取る。
コツがあるみたいです。

2forkCling.jpg

はずれると、ボコっと白栓がバネに押されて飛び出してくる。

オイルを出す

2forkOil.jpg

オイルを抜く。逆さにしてスポスポ

やっぱり汚れています、真っ黒。

出てきた量は約100cc。

新しいフォークオイルを入れる

100ccの量 フロントフォークオイルを入れる。両側を入れてたら液面の高さをそろえる。

2forkDepth.jpg

棒を差し込んで Fフォーク上端から液面までの距離を調べる。
左右同じ高さになるように。多ければ吸い出して、また測る。

これでまた 元に戻せば完成。

2forkSprings.jpg
バネには向きがあり、密な方が下。

白栓ですが、入れるのも難しい。

逆の手順でボルトで押し込みましたが、途中で押し込めなくなることがあり、
斜めに傾いて押し込むと、溝にひっかかることがあり進まなくなります。

またいったん戻して、手でスポスポと押し込んでみて通るのを確かめてから押し込む。

フォークオイル

使用したフォークオイルは 定番のヤマハフォークオイル
販売も広く、よく使われてる定番

粘度の番数で硬さを調節します。G-10あたりが標準でしょう

サスペンション&フォークオイル(G-10)
1リットル(1L) YAMAHA(ヤマハ・ワイズギア)

交換後の違い

いろいろ大変だった。慣れるともっと簡単にできるのかもしれない。

完成したFフォーク 体重掛けて押し込んでみると、

うおぅ 腰が違う

堅さができ、コシがちがうのがハッキリわかる。

2forkNew1.jpg

破けてたゴムカバーも交換し(^^)

フォークオイル交換後の走行感

こんなに 違うのか! というほど変わらなかった

いつもはもっとほったらかしにするせいかも・・

体感で

  • 前ブレーキを高速で締めたときの フロントの沈み込み感覚が減った
  • ギャップをき然と通過
  • カーブのときのコシが違う、いい感じに

違いは感じるが大きく感じるほどでもなかった のは 交換がいつもより早めなためかな

これは良いことなのでしょう。

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