前回の戦争の話
しめくくりに、バイクの愛着と絡めて戦争の時期に戦争のはなし
国よって違う正義
戦争の話したので
何をよりどころに戦うのか、戦ったのか、冷静にみるとそれぞれの国に正義が違うのがよくわかります。
世界が戦争にまみれた20世紀
20世紀は戦争の時代 世界中を巻き込んだ戦争が歴史上初めて起こった世紀
それぞれの国が必死に戦った
命をかけて戦うからにはだれもの心に戦う理由があったはず。
みんな命をかけるに値すると信じていたと思う。
アメリカ
昔のアメリカ人は全員
真珠湾攻撃とケネディ暗殺のニュースをどこで知ったか覚えているといいます。
それほど衝撃的な事件だった、アメリカ人にとっては。
いまだと9・11テロの衝撃を同じでしょう。
根耳に水の大被害:真珠湾攻撃 の衝撃
(アメリカが事前にしっていたかもしれないという話もあるけど)
汚いだまし討ち、悪の侵略独裁、アメリカの正義に一丸となった米国
アメリカにとっては民主主義が正義だったのだろうと
日本
物資不足と軍隊の暴走で、国家破たんの手前の日本(石油の備蓄が尽きる手前)
石油がなくなれば、丸腰。軍艦も鉄のかたまり。
軍備力がなくなった日本は、そのあとどうなるのか?
アジアの植民地解放と白人排除の大東亜共栄圏の正義
軍国主義や、ゆがんだ軍事教育の犠牲と今日では言われるが、
国家が団結し、全員が命がけになる動機というのは、単なる躍動やスローガン、洗脳だけだ
というには無理がある。
戦後になって、日本がアジア植民地から欧米を追い出した事実は「アジアの独立を助けた」という評価として各国の政治家の公式発言からもわかる。
ドイツ
歴史のあるヨーロッパの大国が、一次大戦の敗戦でボロボロの貧乏国家にされた屈辱
ゲルマン民族の復活と繁栄を再びの正義
ヒットラーの悪ばかりが強調されているが
ドイツに散々苦しめられてやっと降伏させたから、その恨みもあって、寄ってたかって賠償金ふんだくりとって憎しみの代表ヒットラーに仕返しされた との見方も必ずできると思います。
(歴史長いヨーロッパは、こんな争いをずっとしてきたと思うけど)
自分の国がなくなる恐怖、歴史と存在まで否定される屈辱、そのためにそれぞれに正義があって戦う価値が生まれ、各国にとってはみんな正義だと思う。
正義が1コしかないと思うと、答えのないややこしい議論になって、答えは出ないと思う。
好きも嫌いも、正義も悪も、人の数だけあるし、あるのを受け入れるのが答えではないかな。
愛車への愛着
愛車でよくケンカになるのは、自分の愛車を悪く言われたとき。
自分の愛車の車種に思い入れがあるほど、くやしい。
冷静に考えたら、車なんて量産品でだれでも買えるし、どこでも売ってる。
同じ車も、他人が乗ってる。
自分のものだと、愛着がでるほど自分の一部に思えてくるような錯覚が出る。
でもこれ錯覚
足の小指の先でもイスにぶつけたら痛い 端っこでも自分の一部だから
愛車も愛着の気持ちが高まるほど、自分の一部のように思えてくる
不思議なもんだけど、人間なら当たり前の感覚。。。
冷静になって客観的にみたら、
どーでもいいことなんだよね(笑)
だって、知らない楽器で「その良さ」なんかで他人が争ってても気にならん
何かにこだわれるから、没頭できて目標のある人生になる
逆に、執着があるから錯覚にも陥る
正反対のものも受け入れるむずかしさが、人生かも。