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バイクでお遍路・高知

お遍路 旅にでる

1番札所から巡っていったわけすが このへんで決断を迫られます。

四国八十八か所の巡り方

四国八十八カ所参りには、これといった決まりはなく好きなように行ってよい。

四国八十八カ所参りの回るお寺

札所のお寺を訪れることを ”打つ” といいます。

  • 1番~順に一回の旅行で。 通し打ち
  • 1番~何番かまで順に 何度もの旅行で 区間打ち
  • 札所の番号にかかわらず、行きやすいところから 何度もの旅行で

親戚のおばちゃんは タクシーを何人かでチャーターで行った。タクシーを使うのもよくある方法。

めったに宿泊はしなかったお参り方法です。
一番回りやすい方法で行くので、回りの行きやすいお寺、徳島1番~5番 と 最後の香川87~88番 とか変な札打ちになるのですが・・
(タクシー会社の人がよく知ってるし)これも無理なく行く方法。

1番から巡ってきたので、  ここで、ぼちぼちと巡るのはやめ、旅に出ることに決めた

お遍路の旅

ここまででお寺を巡る、山道を走る、田舎の国道を走る お寺を目指し その楽しみがわかったので、お遍路ツーリングの旅。

楽しそうでためになりそうな気はする
歩いて行かないと修行では無いような気もするが、歩くと40日~50日かかると言われるお遍路の旅。無理です。

久しぶりのツーリング、それもお参りの旅 ワクワクしてきます!
四国に住んでいて四国を回るというのも新鮮みがないけど、今までお寺を訪れ山や川や自然、道聞いたらみんな親切で楽しさを再発見しました。新しい発見があることでしょう。

梅雨の時期なのはしょうがない。

準備は、gooleマップを印刷したものとお参り用品だけです。

お遍路さんの白装束と
菅笠、金剛杖 で身を固めたいところですが、バイクなのでさすがに・・
上着だけを付け

工具は一応ドライバーぐらい。あとはスクーター用のカッパを積む。
足下のフラットフロアにバッグをネットでかける。

ものが取り出しにくいので、この時だけでもリアボックスをつけたら良かった、荷物減らしたら良かったと後で気づきます。

室戸岬を目指す

徳島県を出ると、国道11号線 ひたすら疾走の道です。

mapMuro.jpg

県境の薬王寺から 高知県 室戸岬を目指す。

ひたすら高知県まで国道をまっすぐいく道です。この道は四国ツーリングの中でも一番気分良く走れる道の1つでしょう。
海岸線がすごくきれいで、他に四国道はは鳴門から香川の海岸線でいいところもあるがお寺ルートからは外れる。

徳島から高知県に入ったあたりから室戸岬まで延々と、すいている道の海岸線を潮風を浴びながら
室戸に近づくにつれて車は少なくなり気持ちよく走れる。

四国ツーリングの中では 一番の楽しみルートの1つでしょう。

楽しみにしていたのですが、雨・・・
徳島の途中から雨が降り始め、道路脇でカッパを着る。哀しい!

(雨の日のお寺やバイクがキビしいことをその後思い知る)

そこからひたすら雨、

23番 薬王寺

徳島最後の札所 23番薬王寺です。

雨の薬王寺
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ここは初詣の場所でもにぎわう厄除けのお寺で有名です。11号線、高知県手前の徳島最後の札所かなり大きなお寺。

お遍路さん以外でも賑わっている
これからの出発に おみくじを引きました。 凶 ・・

男坂、女坂がある 階段だけどね
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室戸岬をめざせ

ここからさらに先端の室戸岬へ行き、折り返すわけです。お寺間の距離がかなり長い。
雨の中、ずっとえんえんと道路を走るのは反対に寂しいものです。雨はバチバチと当たるし、道路はどこまでも続く。
ここで気づくのですが、雨のライダーは何倍もきついです。これがまた

バイク用のカッパ着て防水防備をすると、バイクでも雨は大丈夫なのです
ブーツカバーに、上下のカッパ、グラブカバーに とすれば・・・しかし

お参りするのにカッパと言うわけにもいかずお寺のたびに脱いだり着たりする、
それも屋根が無いので、バイクにかけておいた濡れたカッパをまた着るという繰り返し

このために羽織れる、スクーター用カッパは 本当に重宝しましたが

雨が強くなると、視界が悪くなり、スリップも警戒するようになる。
町中の道に入りゆるめに走っていると、ドケドケとばかり肘をかするように車が追い抜いていく。
ゆっくり走っているバイクは目障りなようです。
確かに、自分で車運転しているときは遅いバイクは邪魔だだけどね(^_^;
その立場に立たないと人はわからないものです。その後であった車の人には、バイクには優しくしてね
とみんなにいいました(^_^)

疲れてなくても1時間に1度は休憩しようとおもっているけれど

屋根のある休憩できるところがない 地図を確認しようにも、雨の中ということに。

喫茶店のようなところで一息つきたくても、カッパ脱いでというのも面倒だし、いやがられることもあったり。またバイク止めるときに屋根ないし。

鉄道の駅が便利です。

四国のJRの駅はかなりが無人化しています。 ここでのんびり屋根のあるところで休めるだけで幸せだったり。
それさえも、四国の海岸部にはなかったりする 鉄道通ってるのは中央部なの。

カッパ着たバイクのライダーとすれ違うと ”ガンバレ”と思ってしまう。ほとんど原付ですが。

もうすぐ室戸岬、その前にある

夫婦岩
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ここでしばし休憩 いかにも雨の寂しい風景  おみくじだからしょうがないか

室戸岬のあたりは観光地図が出ています。お大師様の洞窟というのがありますが、雨の中行く気にならない。
観光案内に札所のお寺を聞いて

やっと室戸岬の札所へ
カッパを脱ぎ、傘に持ち替えてお参り。

24番 最御崎寺

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スカイラインを上っていくと、看板が見える

宿泊

今日のお宿は ライダーズイン 室戸

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ここは公営の宿泊所だそうです。

バブル華やかりし竹下首相のとき、ふるさと創生1億円 というのを各自治体に配った
多くの自治体は、箱物に消えていったそうですが。。
高知県はこれを作ったそうです。四国県内4カ所

雨の中 駆け込むと、管理人さんが一人いる。
宿泊手続きして、カッパを脱ぎ、コーヒーにお湯のセルフサービス、部屋で一息つく。これだけで充足感。

そして、近所の札所 津照寺の場所を教えてもらう。
前の坂道を降りていくとあるそうです。

5寺には時間がまだあるので、次のお寺 津照寺へ 再びカッパを着て向かうのだ。
そのあとまだ行けるかと 金剛頂寺へも進んだけど・・

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