インパクトレンチでタイヤ交換
慣れるほど面倒になるタイヤ交換・・
インパクトレンチがあれば、簡単になる。
すごい楽、手回しレンチからみたら天国
インパクトレンチを使ったタイヤの交換方法です。
順番
同じようにジャッキをかけますが
ジャッキアダプタがあれば、インパクトレンチでジャッキアップができる
- ホイールカバーを外す
- ジャッキアップ
ジャッキもインパクトでウイーンって上げられる
(*下記のアダプターで)
ジャッキアップ前にインパクトでナットを緩めると着実ですが、2度手間になる - インパクトレンチでタイヤ交換
. - ジャッキダウンしてナットを本締め
下して地面につけてから本締め
ジャッキを上げる、ナットを回すのが自動でできるのは、タイヤ交換の手間を大幅に簡単にできる。
タイヤ交換をインパクトレンチで
ホイールカバーを外す
ホイールカバーに、ナットがついているものもある。
ジャッキアップする前に
詳しいタイヤ交換の方法は以前の記事にありますが、1トンもある車を持ちあるんです、安全確認は事前に十分に!
車載工具についてるのがパンタグラフジャッキとよばれます。
(今は車についていないことが多い)
その前に 前準備(危ないので絶対確認のこと!)
ジャッキアップ前 準備
一度でもジャッキアップをしたらわかるけど、
車が不安定になって、レンチで回すと車揺れる!
不安定な状態なので、以下の下準備は怠らずに!!
(安全第一でしましょう)
- 必ず、平らな場所で作業する
- パーキングP にして、 サイドブレーキを引く
(ギアシフト車は、Nでなく、ローギアに入れておく) - そして、輪留めをします。(はしょらずに、絶対してね)
タイヤ前後に輪留めしましょう
特に、サイドブレーキは、後輪側にしかかからないので、リアタイヤ交換では固定が弱くなる。
ジャッキを当てる場所
ジャッキをかける場所は決められている!
ジャッキアップポイントといいます。
車には、ジャッキを当てる場所がきめられてるので、必ずその場所にジャッキを当てる
(車作るときに、ジャッキアップポイントが必ず考えられて設計されている、だからどこでも当てたらダメ)
タイヤに沿ったこのラインをしたからのぞくと、切り欠きがあります。その間にジャッキがはまるように
(前輪、後輪のポイントが左右それぞれある)
パンタグラフジャッキ 車に直角方向に当てる
フロアジャッキ
これよりも操作簡単で力強いのがのが フロアジャッキです。
これもジャッキアップポイントに当てます。(パンタグラフジャッキとは違うポイント 車種によって違う)
大橋産業 油圧式フロアジャッキ (2トン)
説明書をみたら書いてあるので、必ずジャッキアップポイントにあてる。
フロアジャッキはアップしたら、ウマ(補助支柱)を当てておきましょう。
例えばカローラなら (車体に前後にそれぞれあります)
ジャッキアップしたら
タイヤ交換の手順
それでは各手順での細かいポイントや便利な工具を使っての方法です
インパクトレンチでジャッキアップ
ジャッキアップの準備をして、ジャッキを当てるのは同じ
インパクト持ってるなら、「ジャッキ回しアダプター」 も買おう
ジャッキアップは手動で回してもいいけど、
インパクトがあるなら、「ジャッキ回しアダプター」は 断然 楽!
ジャッキを当てたら、インパクトにアダプタをつけてジャッキを回す
どのタイプのジャッキでも回せるようです
(調節にワッシャを挟むなど多少工夫が必要かも)
あとトヨタの薄いタイプでもOK
タイヤ用21mmの六角をかぶせる、インパクトを中に入れる両方OK
(中に入れるのはサイズがキツくて、製品にばらつきがありそう)
車載ジャッキヘルパー
ウイーンって自動で持ちあげ!
EMERSON(エマーソン) 車載ジャッキヘルパー EM-234
タイヤ交換 ナットゆるめ
ここが、インパクトの威力で、
ジャッキアップした後でも、ナットがわませる
私はジャッキ1本でジャッキアップ後にナット回しやってるけど。
多少不安定だけど、一度やってみれば度合いがわかるので最初は注意してね。
ジャッキアップの前でも、もちろんインパクトで回せます
(手回しと同じ 着実安全をみるならジャッキアップ前の方が良い)
自動で、タイヤ1本につきナット4~6コを外す、絞める ×4本分
これはもう天国
タイヤを交換
タイヤを交換したら、今度は締め込み
(ジャッキダウンしてから本締め)
ナット留め
タイヤを付け代えて、ナットを仮締めします
ナットは、必ず手でスムーズに回してある程度までいれる!
インパクトレンチを使うのは、必ずスムーズにネジが入った後
(斜めにいれてネジ山がつぶれると、もう大変だから)
ナット仮締めの方法
仮締めとは:本締めの少し手前の力で、ネジを留めるとこと
ジャッキアップしているこの状態では、最後まで絞め込まない仮締めまで。
インパクトに調節があるなら、「弱」の方で締め込み
(本締めはジャッキダウンしてタイヤが接地してから)
締め込みの順番は、対角線。
別に最初の①はどれでも良いが、対角線の方向に均等に閉めることが大切
ナットの向き
ナットは向きがある
ナットは、球面の側がホイール側に当たるように。
ホイールの通し穴はガバガバなので、この球面で中央に寄せられて固定されるようになっている。
ジャッキダウンをある程度して、タイヤが地面にある程度接地したあたりで、余裕があるなら予備の本締めします。(本締めの手前の力で)
ジャッキダウンして締め込み
ジャッキを回してタイやを接地させる。
そしたら、本締め
(全部降ろしてからでも良いが、車重を全部かける手前で、タイヤが回らない程度の接地具合が一番よい)
つまり、
仮締めで -ジャッキダウン(完全接地)→ 本締め
だと仮締めの着地で、ホイールが ”ハの字” に歪む恐れがあるので、
着実になら 3段階
仮締めで -ジャッキダウン(軽く接地)→ 手前の本締め
-ジャッキダウン(完全接地)→ 完全本締め
だと、より着実。着実さを求めるならひと手間をどうぞ。
トルクレンチがあれば110Nぐらい(100~120N)で締め込んで完了
順番は同じく、対角線方向に。
トルクレンチなしでも、全部のナットを同じ力で絞めつけることが重要です。
トルクレンチは、タイヤ交換の使用中心なら、このへんの安いやつでも十分使える
EMERSON(エマーソン) レンチセット EM-29
タイヤ交換をよくするなら、インパクトレンチがあればもう断然違います。
それとジャッキ回しアダプターは絶対おすすめ。
エアーコンプレッサーもあると、ついでに空気圧チェックして、空気を入れておきましょう。