スカイウェイブのギアオイル
スクーターなので、スカブ君もギアオイルがあります。
そろそろ交換どきなので作業手順
だいたい目安が2万キロちょっとで、交換。
スカブはCK43A 250ccのCJ43でも同じはず。
基本は同じなので RV125のギアオイル交換を参考にして
![ギアオイル注入](https://acsll.com/wp-content/uploads/2016/11/gearOil-injct.jpg)
スカイウェイブは、エンジンオイルみたいに外側からギアオイルの交換はできない
Vベルトのカバーを外す必要があります。
その前に、外側のカウル類も邪魔なところは外す必要があります。
(スクーターの宿命なの)
結構めんどくさいです。カバーが固くて外しにくかったりで・・・
整備初心者の人には、どこか壊す恐れがあるので、あまり自家整備はすすめられない場所。
Vベルトが2万キロ程度で交換なので、そのときに一緒に頼む、ような箇所ですね。
駆動ケースのカバーを外す
駆動ケースカバーのネジを全部外します。
黒いケースをカパッと外す必要がある。
![駆動ケース](/wp-content/uploads/2017/04/Vbelt_case-400x300.jpg)
長さの違うネジがあるので、メモしておいた方がよいでしょう。
![cover_bolts](/wp-content/uploads/2017/04/cover_bolts-150x150.jpg)
ネジを外しても、なかなかカバーが外れない。
ノックビンで打ち込まれています。
![カバー ノックピン オス](/wp-content/uploads/2017/04/cover_nockpin-male-400x300.jpg)
![カバー ノックピン メス](/wp-content/uploads/2017/04/cover_nockpin-female-400x300.jpg)
なかなか抜けないこともある。
横にたたいてもズレないので、すこしずつ周り全体をたたきながら外す。
いれるときは、オイル塗っていれました。
中身
ケースカバーには、エアークリーナーがあります。
ケース内のフィルター
ケース内部へ取りこみにエアーフィルターのスポンジがあります。
くちています。
![ケース内のエアーフィルター](/wp-content/uploads/2017/04/case_filter-400x300.jpg)
外側から確認できるので、作業前にこのフィルターを確認して、前もって部品手配しておいた方が良い。
駆動ケース内にエアー取りこみにもフィルターが付いている。
(さすが日本車、ちゃんと細部まで作りこんでる)
カパッとかぶさるようなスポンジのカバーです。(めんどくさい部品形状なんだよね)
この部品は手配してなかったので、スポンジを丸く切って自作しました。
パカッとカバーが外れたら
Vベルトのケースカバー
Vベルトには、中にもう一つカバーがある。。
![](/wp-content/uploads/2017/04/casecover_off-400x300.jpg)
ギアオイル交換のネジはこの外にあるので、内カバーと関係なく外せます。
ついでなので内カバーを外して、掃除しました。
エアガンで吹き飛ばし掃除
![Vベルト部分掃除 スカイウェイブ](/wp-content/uploads/2017/04/Vblet_cleaning-400x300.jpg)
黒い粉がわりと出てきた。。他も掃除した。
分解すると掃除もついでにしてしまうので、手間暇ふえるんだ。。しなくてもいいとは思うけど。
ギアオイルを交換
ギアオイルを抜く
下側がドレンボルトです。
![ギアオイル ドレン](/wp-content/uploads/2017/04/gearOil_bolts-400x300.jpg)
走って温めてから、抜きの作業しました。
抜くときは、注入口もあけておきます(でないと抜けが悪い)
RV125と同様に、少ないオイル量200cc なので、ペットボトルで受けます。
ギアオイル注入
注入口は、真横。ボルトのネジを外していれる
真横なので、注射器でいれました。
オイルは、ヤマハのギアオイルです。(いつもこれ使ってる)
ヤマルーブ ギアオイル 1リットル(1L) YAMAHA(ヤマハ・ワイズギア)
200ccを測って押し込み。
何事もなく、きれいに入る。
まとめ
作業はスムーズにとはいかなかった。
難点
- 駆動ケースのカバーが外れにくい
(個体差があると思うので、ムリして壊さないようにね) - ケースのエアーフィルターがある
(あらかじめ部品注文しておく方がよい、ボロボロで朽ちていた) - 注射器はあった方がよい 整備の便利工具
ギア用とはいえ、オイル交換ぐらいスムーズにデキてほしい。
単車が大きくなると、整備も重くなってくるのが普通、しょうがないといえるけど。