整備とメンテ(-足回り)

タイヤの空気がゆっくり抜けるトラブル(リムから漏れ)

バンクでない、タイヤのエアーリーク

タイヤの空気が3日ぐらいで抜けてしまいます!

チェックしても、釘、パンクではないエアーリーク。やっかいです。
乗るたびに空気を入れていたが、限界 対策することに。

多分、チューブレスタイヤとリムの密着もれ でしょう
他に、金属のホイールに穴が開いてるなんて言うのも聞いたことがあります

リークチェック

タイヤエア漏れのチェック
  1. .タイヤを外さずに、タイヤを水につけてチェックこれはバイクを持ち上げる
    それとリム深さの容器が必要
  2. .タイヤを外して根本的にチェック
    これにしました

 

エアーリークのチェック

タイヤを外して寝かせ、チェック用の石鹸水を作り吹きかけました

リムからエアリーク

パンク、リーク、チェック用の石鹸水を作る

 

スプレーボトル

スプレーボトル一杯の水に対し、食器洗剤を2~3滴(かなり薄く)

濃いと、スプレー時に泡出すぎてスローリークはわかりにくいんです

これを吹きかけ、しばらく待つ。
小粒の泡の塊ができるが、じっと待つと、ポツボツと泡が増えていくところがある
漏れ量が小さいとわかりにくいが、じっと見てると、泡群が増えていくところがあります

スプレー泡は次第に消えて水になるが、
しかし、泡がポツポツ増えていくところがあります – そこが エア漏れリーク

くぼみに水たまりができればわかりやすいですが、わかりにくい場合は 洗剤を加えて濃くしていきます。

これでわからなければ、タイヤがホイール部までつかる容器に、水or石鹸水をいれて、じっと観察になる

極小のもれだと、数十秒に1粒泡がでるぐらいかも。(これぐらいなら修理しなくても許容範囲かも
ゆっくりさがすしかない。

2か所発見した

タイヤエアー漏れの箇所

タイヤも山はあるが古いし、タイヤ交換することに。。
そして、タイヤを外してみると。。やっぱりリムに原因が・・

エアリーク漏れタイヤの修理

リーク漏れの原因

リムの傷でした。リムに深い傷がある

ホイールエア漏れの傷 エア漏れホイールの傷

タイヤが交換で固かったから、タイヤーレバーで無理していれたんだなあ 記憶では これが原因だと思う

1か所目には、リムのふちに明らかな内から外へ溝となるような筋の傷がある

もう一か所は、目立つキズはない、これならペーパ掛け程度で収まる感じ
さらに、タイヤ外すときにも傷ができたまずい状態

また、修理方法を考えることに。

エアリーク漏れタイヤの修理方法

迷ったのは

  • キズのあるホイールを交換する
  • エアリーク止めのシーラー剤を使う

予備の中古ホイールがあるので交換しようとしたが、やはり面倒です

ビードシーラーを使いました
ビードシーラー 200ml

タイヤ組付け時に、この液体ゴム状をビード部に塗ると、密着してリークを止める

これだと、タイヤを取り外さなくても、塗ることができますね。

今回はタイヤ交換なので、新品タイヤに組付け時にこれを使いました
ホイールに多くの傷があるが、ビードシーラーで防げるのか

ホイールの多くの傷はビードシーラーで防げるのか

外すときにも、相当頑張ったのでホイール両面に エア漏れの溝になるような傷がありますね。

みたら、両側に深い傷 ビードシーラーのゴム糊で防げるのだろうか

ホイールエア漏れの傷

まずは、ホイールのペーパー掛けして傷をなだらかにします

事前にホイールのリムの傷の補修

リムの傷をぺーバーがけ

キズは深めです、他にも何か所か傷あるので、
サンドペーパー #240 そして 仕上げに#400 でならしました

ホイールエア漏れの傷
アルミホイールは柔らかいので、いくらでも削れるから注意です!

ビードシーラーを使う場合でも、傷は細部はトゲトゲしてデコボコしているので
ペーパー掛けは少しもしてならしておいた方がよい

コツは、溝の傷は そこだけへこむように削らずに、全体がゆるいカーブになるように広くならしていく

エア漏れホイールの傷
この傷をなだらかに削り

ホイールエア漏れの傷 やすり掛け

これぐらいまで、なだらかにサンドペーパーがけ。

溝キズを完全に無くすまで削るとリムを削りすぎるので、ある程度までなだらかに出来ればシーラーが入り込むので大丈夫でしょう

全周にも、小傷があるので 全体をゆるくならしました。
深いキズのへこみは多少小さくはなりますが、もちろん無くすまでは削れません
ホイールの形がかわってしまうので。

ビードシーラーを塗る タイヤ組付け

ビードシーラーの缶容量は、タイヤ10本分ぐらいはゆうにありあそうです
たっぷり使った、ふたに刷毛がついているタイプで便利。

塗る前にしっかりリム、タイヤ部を清掃しておきましょう

まずリムの内側に事前に塗ってから、タイヤ組付け
塗ったのは15分ぐらいで乾きます

ホイールにビードシラー塗り

このあと
タイヤをリムに両側入れたら、その隙間から刷毛でリムとタイヤの内側両方に塗り込み
これを両サイドにした

ホイールとタイヤにビードシラー塗り
組付けには濃いめ石鹸水を使い、組み入れたらリム側、タイヤビード側 接触面にタップりぬりました

ホイールにビードシラー塗り

もう見た目は二の次です

ホイールにビードシラー塗り

固まったビードシーラーはどうなる?

しばらく粘度があって、いい感じですね。

固まったビードシーラーは、こすると消しゴムのようにゴムかすになります
取るのもこすれば思ったより簡単そう

はみでた部分をこすっておとしてたけど、つながって中まで剝がれるのでほどほどに

タイヤのエアー漏れ 入念にチェック

結果は、両面とも石鹸水を 貯め をつくって観察してもリークはナシ!

  1. リムのビード部にチェック用せっけん水をたっぷり吹き付けるリムからエアリーク
  2. 溜まりがリムにできる量、泡だらけなので、しばらく待つ
  3. 残った泡を指で払いのけ、水だけにして、泡がでるか観察!しばらくたって、払いのけると、泡は上に移動していく
    (泡のラインまで水が溜まっています)タイヤエア漏れのチェック
  4. 水平ではないので、タイヤを回して 水たまりを移動させて、また観察!
    タイヤエア漏れのチェック
  5. これを全周に渡り、ゆったりと時間をかけて落ち着いて泡がでてこないか観察
時間をかけて観察

やることをやったら結果を観察するしかない!
泡がポっと動いていく、ゆっくり消えていく・・

ゆっくりエアー漏れは、漏れるのにも時間がかかります

焦らずに、ぼーとタイヤの水を眺めるのも落ち着くものです(笑)

全周、両面をチェックしましたが、漏れなし。

ホールの両サイド(写真 上下)を見ても、幾つもの深い打痕があり、、もれが心配でしたが、ビードシーラーで治りました。

ホイールエア漏れの傷
予備のホイールは必要なかった。
もうエアー漏れが完治してないなんてイヤなので、3日間後にまたチェックしてもエアー、漏れ共になかったので完治、取付できます。

ビードシーラーは深めの傷が数か所あっても、しっかりシールしてくれた。
かなりすぐれものでした(量は多く、これが最小の瓶)10回分は優にあります。

リークの原因は、選んだタイヤが恐ろしく固いタイヤ交換だった。無理があってホイールを傷つけた
ビードのシール剤は、効果ある
DIYタイヤ交換では固いタイヤはやめたほうがいい

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