オートバイの登録、申請方法と管理
オートバイの登録の場所や方法
バイクの登録、つまりナンバープレートをもらうのは、
排気量によって、申請する場所が違います。
その申請方法と登録場所について
- 原付の登録
- 250cc以上のナンバー登録
場所と方法が違うのです。(管理している役所の関係)
バイクの登録を管理する役所
ややこしい、小型バイクの担当役所
50ccのバイク=原動機付自転車、原付1種
- 免許制度は、原付
- 登録、管理は (市役所、役場管理)で 原付1種と呼ばれます。
125cc以下バイク=小型自動二輪、原付2種は
- 免許制度では 自動二輪 小型
- 登録、管理は (市役所、役場管理)の 原付 となり区分で原付2種と呼ばれます。
つまり、125cc以下のバイクの登録は 市役所にGO! ということに
これ以上になる 普通自動二輪からは
- 免許制度では 普通、大型自動二輪
- 登録、管理は 陸運局
になります。
125ccを越えたら登録は 陸運事務所にGO! ということに
妙に2つの制度に挟まれているのが 小型自動二輪(原付2種) です。
- 125cc以下のバイクは、自治体の市役所、役場の管理です。
- 126cc以上は陸運事務局になる。
そのため、同じ自動二輪でも
- 全国機関の陸運事務局は方法が同じだけど、
- 125cc以下では自治体により違いがある
ということも起こる
原付、125ccバイク以下の登録申請場所
125cc以下のバイクの登録
125cc以下のバイクの登録は、市役所、役場 が担当です。(126cc以上は陸運事務局)
普通は 市役所、役場などの 税金課 が担当です。
市民税課などが、全部登録を担当していると思います。
住民税などを納めている役所が担当。○○市の人は市役所、 群や村の人は役場 とかになるでしょう。
登録、変更などは、特殊な手続き、基本的に各自治体によって違います。
126cc普通自動二輪以上の登録
126cc以上の自動二輪は 登録管理は、各県に数カ所ある陸運局(陸運事務所)になる。
陸運局は、自動車と自動二輪の登録管理をしている確か国土交通省の管理で
各県の陸運局は、いわば中央の地方支店みたいなもので全国統一のルールだと思います。
126ccを超えるバイクは、排気量によりナンバーの色や形も全国統一だけど、
自治体管理の125cc以下は、同じ排気量でもナンバーの色や形まで地方により違いが出たりする
原付、125ccバイク以下のナンバー取得手続き
登録方法
登録は難しくはなく、だれでも出来きます。 登録書類の書き方も聞いたら窓口で教えてくれます。
登録書類とフレームの車体番号が必要ですが、正式なバイクの書類がなくても
フレームのNo.刻印部分に紙を当てて、鉛筆を斜めにして上からなぞり、刻印No.を浮き出させる方法で写し取った紙を持って行く方法で付けつけてくれるのがほとんどだと思います。
原則では登録には下の書類や販売証明書などが必要。
(無い場合の登録は原則 市役所の窓口に聞きいたら必ず教えてくれます このへんは陸運事務局より融通が利くみたいです)
登録完了後
フレームやナンバーが記載された
原動機付き自転車 小型特殊自動車 登録受付書
のような書類をくれます。
自分のバイクであること、ちゃんと登録された車両であることの証明書類です。
(単に1枚の紙切れですが・・・ちゃんと役所の受付印がある書類)
バイクを廃車や人に譲るときに必要になる書類なので、大切に保管します。
原付、125ccバイク以下の特殊な登録手続き
基本的に各地方自治体によって違います。
それだけに、バイク仲間やネットなどで耳にする うわさ を鵜呑みにしては間違います。
原付50バイクの排気量を増やして、80ccとして登録し直すといった手続きや方法もどこかの県ではできたけど、ボクの県ではできなかった、いということもよくあり。
要するに、自治体や、役所の担当者の裁量で決まるところも大きいでしょう。
直接、担当の市役所に問い合わせるのが一番です!
たとえば、125ccの今のバイクを買い換えたときは
ナンバープレートをそのままに入れ替えだけかと思えば、
一度廃車してプレート返納、その後、新たに新ナンバープレートを取得という手続きになったりする。
同じNoでいたかったけど、ダメ
こういう手続きも、自治体の市役所ごとに方法が違ったりするのでやはり問い合わせるのが一番です。
地方自治体ごとなので特色がある
原付二種といわれる125cc以下は、自治体管理なので地方により違うのも面白いです。
ご当地ナンバープレート
各県、市で特徴あるナンバープレートを発行しているみたいです。
三重県 ゆりかもめ
静岡県 浜松
オートバイ産業の町で始まった静岡県は、ナンバープレートもバイク色
いろんなナンバー作ってるみたいです
125cc以下のナンバープレートの色
これも自治体により違いがある。
250ccからのナンバーの色
- 250cc(126~250)は白
- 400cc以上は 白地でふちを緑の線で囲み
どこでも全国一律の陸運局とは違い
125cc以下(原付二種)は、道交法では、黄色または赤(ピンク)となっているようです
通常のナンバープレート色は
- 50cc:白
- 90cc:黄色
- 125cc:赤(ピンク)
こんな感じが一番一般的だと思いますが、
でも、125ccが黄色のところもあるようで、自治体が決められるようです。
登録手続きも地元色
登録の方法や書類も各自治体によって多少違うみたいだし、陸運事務局のように堅苦しさがそれほどないようです。
原付バイクの登録は、納税の係の人がやっているので、バイクの担当者がいますが、
ややこしいこと問い合わせると曖昧だったり、役所の方から間違ってたので登録やり直したいから、と連絡が来たりすることも。・・・ご愛敬ですね
(今日は、原付の特殊登録変更の質問、明日は税金が払えない人の相談に なんて対応することになったりするんでしょう)
その分、逆に警察や陸運局みたいに厳格なルールでなく、融通が利いたりするのも・・
特に、自治街が小さい=村とかだと あやふや、間違いなんていうのも出たりする。
ルールがハッキリしている専業の陸運局とは違うところがよくも悪くもありますね。
多分、穏やかな県民性で知られる県などは、対応もルールもおおらかかだったりローカル色があるんでしょう。