キャブレターの分解と掃除

猛暑で1か月乗らないと、エンジンがかからなくなったバイク。。

キャブレターを取り外したら、分解と点検、それに清掃です。

車種によって違いはあっても、キャブレターの仕組みや方式は基本、同じ

キャブレター分解は、昔から慣れた部品なので久しぶりに中を見ると・・・
この、キャブを外したときのガソリンと汚れの混じったニオイ、懐かしーい。

時はたっても体が覚えているようで、バイク少年にもどったように
ワクワクしてきた!

エンジンルーム

キャブレターの分解

まずはフロート室を開けます。

* 先にガソリンをドレンボルトから抜いておきます。

キャブ-ドレンボルト

もともと、とても調子のよかったエンジンなのでキャブもトラブルなどはないはずですが。

キャブ内部を開く

キャブレターの外側は汚くて、持ったら手が汚れるほど汚れているけど、

内部は一転、ピカピカのハズです
(内側が汚れていると大問題!)

キャブ内部

注意!
これから触る、キャブ内部はデリケートな作りです。

力をかけて、少しでもゆがませたり、曲げたり、するとエンジンの調子が変わってしまうので、

繊細に扱う必要があります

carbreter

分解していく部品類も、取り付け場所のメモを取っておくとよい。

また部品も小分けしてなくさないように注意
ネジや場所の間違いがあると、エンジンが調子悪くなることもアリ

フロート室分解

フロートが出て着ます。どんなキャブ方式もでも絶対フロート室とフロートはある!

キャブ フロート室分解

内側はピカピカのハズです、ここに燃料がたまるのでいつもきれい

そこに、ゴミやさびが入っている場合は、タンク内のゴミがここまで入ってきている!”

タンクにはゴミやさびなどはありますが、フロート室にはフィルター等できれいになった燃料が来るはずです。
燃料フィルター等を点検しましょう。

このフロートは上下に動くので、上下の動きを少しだけチェック。

フロートを外す

フロートを固定しているピンを抜きます。

cab_floatroom

すると、フロートと引っかかっている燃料栓(ニードルバルブ)が一緒に外れる。
無理な力はかけず繊細に扱いましょう。

キャブ フロート

バルブの動きを確認する

スロットルバルブをひねると 中のフラップが動くことを確認
(ここはまずトラブルにならないところ)

キャブレター

ピストンバルブ

上の写真の反対側の口からみるとピストンバルブがあります。

キャブ 上から

通り抜ける燃料ガスをさえぎり、調節する上下するピストンです。

ダイヤフラム(ゴムの膜)の有無は、キャブの種類によって違います
現行でキャブ車は負圧式で、ダイヤフラム式
間接的に負圧で流量を調節するタイプ

昔のタイプは直接ワイヤーでピストンバルブを引っ張り上げるタイプ
(単純なのでこっちがスキなんだけど・・もう見かけない)

出口のところからのぞいて 指をいれてピストンバルブを

  1. 押し上げると、スムーズに持ち上がり
  2. 放すと、スムーズに自動で降りていくるか 確認

エレベーターのようにスーと動くはず

この動きが
スムーズに動かないとダメ トラブルのもとです!

間接的に負圧で動かされるので、スムーズに上下に動くかを確認
このへんの動きが大切でビミョーなのです、キャブは。。

ダイアフラムを分解

続いて上側です。

上のフタを外して分解

ゴムのダイヤフラム、ピストンバルブ、ニードルなどを外す。

トラブルの原因によくなるここ

キャブ ダイアフラム分解

よくあるのが、このダイヤフラムの破れ、漏れ です。

このゴムが破れたり、密封が崩れると、エンジンがフけなくなる。

分解しながら、各部品の細部に異常や異変がないか
点検しながら進めます。

気難しいキャブには そういう気持ちが大事

キャブ ダイアフラム分解

外側はだいぶ汚れています。

上部のピストンバルブの部品が出てくる。

キャブ ニードル

上下の動きが悪かった場合は、このダイアフラムの一式を交換した方がよいでしょう。

オーバーホールするときは通常全部の部品を交換しますが、

もともと調子よかったので
今回、ゴム部品、ニードル、ダイアフラムはいけそうだと判断し、そのまま使用しました。

RV125の部品は、とりよせに時間がかかるし
どこまでのパーツが一体販売か、個別販売されているかもわからないので、へたに触りたくない。。

キャブレターの掃除

全体を洗います。

フロート室、ニードルや内部全体。歯ブラシなどを使いきれいになりました。。

キャブ 分解清掃

もっと分解して各ネジ類を外してもよいですが、もともと調子よかったので
ヘタに外すのはやめておきました。

キャブはどこかを少し曲げたりへこませたりで調子が変わると、
組み付けては、走行テストし、また分解。。という地獄になった経験が・・

穴の通り道を良くする

キャブレターは空気や燃料の小さな穴だらけ。

ここの通りを良くするのにエアーを吹き込み、掃除。

エアーガンが活躍します。

コンプレッサーのエアーガン

(でも素性の知れた貫通穴以外は、ヘタに高圧エアーを吹き込まない方がよろしいかも)

なければ、タイヤの手押し空気入れで。(けっこうこれが無難です)

キャブ掃除 エアー噴射

バイク少年のころは、これで頑張った。。(コンプレッサーが欲しかった エアーガンが夢(涙・・)
片手でポンプを押して穴にエアーを吹き込んで掃除。

穴にエアーを吹き込んむのは ダイアフラム等のゴム部品をすべて外してから!

高圧エアーをダイアフラムのところに吹き込むと破れるので要注意です

一度細部まで清掃すると、キャブの内部は本当にきれいになります。

次は組立。

なんとなく、感覚ではこれで問題なくいけそうです。

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