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整備とメンテ(-吸気、燃料系)

ガソリンホースの交換

エンジンがかからなくなり、キャブを掃除、ガソリンフィルターを交換したので、ホースも交換

ホース類も定期交換部品です。

ガソリンフィルター内部-燃料の流れ

燃料ポンプのガソリンホース

定期交換といっても、新車から通常15年以上はトラブルなくもつと思う。

 

今回、キャブレター清掃のときにエンジンルームを開けてみたらホースも割れていたところが見つかった。

差し込み口が割れている。古いホースはこうなる。

ガソリンホース-割れ

ここは、バルブ調節のときに取り外して伸ばしたり曲げたりするからでしょう。

漏れがなければこのままでもつかえますが。。

ホースの劣化

ゴム部品は必ず劣化していく。どんどん固くなり硬化していく。

といっても純正なら10年以上、いや15年以上と持つはずです。

整備で、収まっているホースを外して動かしたり曲げたりしていると割れなどが起こりやすい。

固くなったホースを動かすと問題や出やすいみたい–経験上

そのほかは異常なし

ゴムホースの交換

今回、主要なところを交換しました。

内径をはかり、同じ系のガソリンホースに交換するだけ。

ガソリンフィルター交換のとき

古いガソリンホース

ガソリンフィルター2次

新しいガソリンホース

キジマガソリンフィルターnew

柔軟性もあってとても気分がよいです。

ホースクリップの重要性

交換したら、接続部を
必ずホースクリップで止めます もとのはサビていることが多いですが、
再利用しても問題がでたことはないので大丈夫でしょう

ガソリンホースの径が違うところがあって、手持ちのホース径とクリップが合わなかったので
針金でしばりました。(後でちゃんと交換しようと思う)

別に針金でもよいのです。抜け落ち防止のためなので。

ホース 針金止め

しかし、差し込むだけではダメ。
いくらしっかり差し込まれているようでも、長年の使用で万一、抜け落ちたら燃料ホース系は結果が重大になるため。

劣化して差し込み部が割れることが多いが、

クリップで絞められていると、そこで割れが止まる

ガソリンフィルター内部-燃料の流れ

径の細いホースを、太い径に無理に押し込んだところ割れがでましたがクリップで止まっています。

多くの古いホースを見たけど、クリップで割れが広がらない効果は大切

ホースクランプ、クリップがないと

  1. 差し込み部分の割れが広がる
  2. ホースが振動で抜ける
  3. ガソリンがダダもれ!

車、バイクは10年ぐらいなにもしないでも動いてくれる信頼性で作られている

ホースクリップが、どのホースにも必ずついているのは重要だから。

今回使ったホースはφ6のもの

ガソリンホース

ガソリンホースに使われる直径は φ6mm のものが中心

太いところはφ7mmもあり

 

ホースクリップ

取り替え時は、差し込む径をはかって、内径が同じか少し小さいホースにしましょう。

今回、太い径のガソリンフィルターに無理に差し込むハメになってしまいました。

バイクが歳をとると劣化していくこういうところもしっかり時期をみてメンテです。

トラブルが起こったのがキッカケなんだけど・・キッカケがないとなかなか手を付けないので、
年月がたったバイクのメンテ、1つ終わりました。

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